観念した板野は、杉本を殺したことを認め、妻との約束だった肖像画を完成させるまで警察に行くのを待ってほしいと頼む。板野の妻が亡くなったのは、板野がやっと開くことができた個展に向かう途中だったのだという。
ミコと慧は、杉本が私財を投げ打って、犯罪被害者や残された遺族を支援する会を立ち上げていることを板野に伝えた。すると板野は、そんなことは知っているがそれは自分に関係があるのか、と言って、妻の絵を描き始める。
やがて板野は妻の絵を完成させるが、すぐに「違う」とつぶやいた。「あの人を殺せば描けると思ったんですがね…そうか、もう妻は帰ってこないんだ」。板野はそう言って寂しそうに微笑んだ。
ミコは、板野が自白しなければ事件は解決しなかった、たまたま上手くいっただけだと悔しさをかみしめる。森野からの返信はまだなかった。
実は森野は、裁判所を後にしようとした際に、何者かに襲われて気を失っており…。