稽古してみたいのはパルクールやバック転
――「柱稽古編」にちなんでお聞きします。声優養成所時代にいろんな練習やお稽古をしたと思いますが、好きだった練習、苦手だった練習があれば、教えてください。
私が行っていた事務所の養成所は、現場ですぐ使えるアフレコの技術体験のような感じの授業ができて、マイク前でお芝居したり、掛け合いをしたりするのは楽しかったですね。
滑舌の練習でやった「外郎売(ういろううり)」(※)は、言葉が難しくて苦手でした。やっているうちに慣れて言えるようになりましたけど、もう今は言えないです(笑)。
(※)長い早口言葉が登場する歌舞伎の演目。声優やアナウンサーなどが、発声や滑舌のトレーニングに活用することでも有名。
――鬼頭さんが今、稽古したいこと、習ってみたいことはありますか?
パルクールを習いたいとずっと思っています。漫画みたいにビルとビルの間を移動したり、壁を登ったりしてみたいなって。
――体力に自信があるんですね?
あれは体力じゃなくて体重移動が重要そうだから、いけるんじゃないかって謎の自信があるんですよ(笑)。いつか、バック転もしてみたいです。
――そうなんですね!体を動かすのが好きなんですか?
インドア派だと見られがちなのですが、意外と体を動かすことが好きなんです。
――最後に、「柱稽古編」を楽しみにしている視聴者の方々へメッセージをお願いします。
大人気の柱の皆さんが登場するので、エピソードを楽しみにしながら、炭治郎たちの成長も見守っていただけたら。ずっと戦いの中で成長してきた炭治郎たちが、やっと柱の皆さんと向き合って先輩たちからいろいろなことを教えてもらえるのかなと思うので、ぜひ楽しんでください!
撮影:河井彩美
取材・文:伊沢晶子