<平岩紙 コメント>

歌舞伎町×宮藤さん、わあ、いいなあと思いました。強くも儚(はかな)くも、そこに生きる人たちがやさしく愛らしく描かれています。

尊敬する素晴らしい共演者のみなさま、ハードなスケジュールのなか、支えてくださる活気あるスタッフのみなさま。眼福、心福の日々です。

ふと我に帰ったとき、その場に居合わせている幸せにゾクゾクします。見てくださるみなさまのもとに届くとき、どんな作品になっているのか、すごく楽しみです。

<岡部たかし コメント>

宮藤さんの脚本は、笑えるが切実で深い。医療ものということで、どうしたって命のことを考えますが、僕演じる医者は、自分は安全な場所にいてへらへらしてるやつで「普段の俺やがな!」と思わなくもない。

病院には血みどろ者や「なんで、そないなことになったん?したの?」つう者が次々に運びこまれきて、心の底からヘルプを叫ぶ。叫びの中に見える栄光や挫折が愛おしい。

出演者一同、一致団結してすでにファミリーのようでもあります。この雰囲気を大事にして、まごころ込めて演じたいと思います。

視聴者のみなさま、一風変わった医療ドラマをお楽しみください。また、改めて命についてぼんやりでも考えてみてください。あと小池栄子さんの英語まじすごいっす。笑えるっす。伝染するっす。