“もう40歳”というワードが自分を老けさせる
椿原アナ:私はいま38歳で、4歳と2歳の子どもがいるのですが、子どもを産んでから一気に肌が変わったなと思っています。同年代で集まるとやはり「何を使ってる?」と、肌ケアの話になりがちです。石井さんはそういうタイミングで肌が変わったという実感はありますか?
石井:私は25歳で出産しましたが、出産を機に老化したという実感はないんです。ただ、一番エイジングを実感したのは40歳手前ですね、「いよいよアラフォーだ」となった時に、“40歳”というワードが自分を老けさせたんだと思っています。
脳が体に指令を出すので、「25歳」と思い込めたなら肌は25歳に。「もう40歳」と思い込んだら、「40歳だからしょうがない」という肌になってしまう。脳からエイジングの指令を出させないということが大事なんです。
「もう40歳だし、何か肌に良いものない?」というこの会話がもう老けさせている原因。なぜ私がここまで言い切れるかというと、自分のサロンなどの現場で、実際に何歳からでもびっくりするぐらい肌が変った人たちを見てきているから。それ以降、「40歳の呪縛」が自分を老けさせたなと思ってから年齢をカウントしなくなりました(笑)。
椿原:タイムリミットのようにカウントしていました(笑)。40歳手前になって、いよいよお金をしっかりかけなければと、良い肌ケア用品は?美容医療は?と考えてしまいます。
石井:世の中のお金持ち全員の肌がきれいかというと違いますよね。お金をかけるよりも、自分で起こしている摩擦を止めるということが、どんないい化粧品よりも手っ取り早いケアです。
椿原:石井さんにお聞きしたいことが止まらないのですが(笑)、普段の生活で摩擦以外に気をつけていることは?
石井:私はもう50歳が近いので…と、今カウントしてしまいましたが(笑)。40歳になる頃と今で大きく変えたのは、睡眠をちゃんと取ること。あと、もちろん食べ物も重要です。年齢とともに胃腸も弱くなるので肉類を控えてあっさりしたものを食べるようにする方が多いですが、そういう方は肌が老けがちな印象です。
私も20代の頃は菜食主義でしたが、その頃は今よりもパサパサしていてシワも多かったです。今は、積極的にたんぱく質と良質の油を摂るようにしています。
私のサロンのお客様には80代の方も結構いらっしゃいますが、「若いな」と思う方は、たんぱく質、良質な脂質をしっかりと摂っていて粗食ではないです。粗食の方は逆にパサパサしている印象です。
椿原:肉類を控えてサラダなど、ヘルシーな食生活のほうが肌にも良いのかと思っていました。