芹沢らの取り調べに、心当たりがありすぎると話す馬場園。現場となった事務所からは大量の指紋が採取され、西条はその鑑定に追われる。
そんな時、馬場園が避難先のホテルからいなくなってしまう。焦った芹沢らが動画チャンネルを見ると、馬場園は市内の介護施設を訪問していた。
窓辺にいる車椅子の高齢女性に声をかける馬場園。「今日は息子の誕生日だけど忙しそうで会えない」と話す女性に、馬場園は「今日は僕を息子さんだと思って」と語りかける。
介護施設に着いた芹沢は、市民を守るためにも今は動かないようにと注意するが、馬場園は意に介さない。
花火大会当日。安達からの返信がぱったりと途絶え、西条は首をかしげる。
一方、その日は馬場園の生討論会の日でもあった。準備が進む会場。芹沢はその警護から降ろされていた。