――第2話では深見夫妻の結婚式が描かれ、芙美子の麗しい白無垢姿が話題となりました。
小関:美しかったです。本当に似合っていました。
生田:ありがとうございます。うれしいです。
小関:台本のト書きには「ハッと(芙美子を)見る深見」と書いてあって、平野眞監督からは「思わず立ち上がっちゃうくらい驚いて」と言われていました。実際に扉が開いて芙美子さんの姿を見たら、本当にハッとさせられるような美しさで。とても素敵でした。
生田:よかった…。台本には「一枚の絵のように美しい」というト書きもあって…。
小関:あった!「まだ顔は見えない」とも書いてあって、すごい溜めるなぁって(笑)。
生田:今作(劇中)での芙美子の初登場シーンだったこともあって、ものすごくプレッシャーでした。だから監督に何度も「ちょっとご相談なんですけど…このト書きは消せますか?」って聞いていました。
小関:ははは!ト書きを消してほしいって、なかなかないと思う(笑)。
生田:でも、小関くんが自然にリアクションできたと聞いて、ホッとしました。私のほうは、そのシーンで小関くんが、深見がこれまで芙美子と過ごしてきた時間や温度感を宿した目をしてくれている気がして、その目を見た瞬間に「大丈夫だ」と思えました。
小関:うれしいです。
小関裕太 正座で待機に「うぅ…もう終わってくれ!」生田絵梨花は耐えていた?
――昭和初期が舞台ですが、この作品ならではだと感じる所作などはありますか?
小関:畳で正座をするシーンがよくあるんですが、長回しで撮ることが多くて、だんだん足が痺れてきます(苦笑)。本番前にカメラのアングルや照明のチェックがあって、衣装を崩さないためにもずっと正座で待機しているので、本番が一番キツいです。「うぅ…もう終わってくれ!」と思いながらやっています(笑)。
でも絵梨花ちゃんはいつも涼しい顔で正座を続けていますし、白無垢もきっと重いはずなのに微動だにしなくて、すごいなと思っていました。
生田:いえいえいえ!「重いな…」と思いながら、じっと耐えていました(笑)。
小関:やっぱり耐えていた!そりゃそうだよね(笑)。
生田:白無垢は、物語の舞台である昭和12年頃のものだそうで、ほかの衣装もその時代に合わせたデザインになっています。衣装やセットの力で、昭和初期に連れて行ってもらっているような感覚があります。
小関:深見の大礼服も、もととなる服に今回のために刺繍を加えてあるんです。その刺繍ができる職人さんは、今では国内にほとんどいないそうで…。そういうところにも、作品へのこだわりを感じました。
撮影:河井彩美


