そこに、はる江と次姉・あき奈(咲妃みゆ)、母・さつき(紺野まひる)と父・篤三(高橋努)がふゆ子を迎えにきた。お国のために働く瀬田を笑顔で送り出すべきだとふゆ子を諭すはる江とあき奈に、なつ美も同調する。
しかしふゆ子は、戦地に行くことを祝う気持ちにはなれないと猛反論。一緒に食事をしたり勉強をしたりという瀬田との日常が失われてしまうことへの恐怖を、なつ美もわかってくれないのかとふゆ子は訴える。
そんなふゆ子に、不安な気持ちを押し殺して瀧昌のために笑顔を絶やさずにいるなつ美の思いを代弁するさつき。なつ美も待つ身のつらさを打ち明けふゆ子を励ますが、帰宅した瀧昌はそのやり取りを聞いてしまう。
家族と一緒に帰っていくふゆ子を見送り、久しぶりに2人での夕食の時間を迎えた瀧昌は、なつ美に寂しい思いをさせていることを謝罪。
なつ美はそんな瀧昌に笑顔を見せつつ、ふゆ子が破ってしまったシャツの代わりに瀧昌に内緒でシャツを作ろうと思いつく。
戦争を忘れて浮かれていたことを反省するなつ美(芳根京子)に、寄り添う瀧昌(本田響矢)
その夜。瀧昌が寝入ったのを確認したなつ美は、シャツ作りのための採寸をスタート。
メジャーを使わずに順調に腕の長さや太さを測り終えたなつ美だが、瀧昌に触れている自分が夜這いをしているように思えて急に恥ずかしくなってしまう。
なつ美が焦って採寸を進めるなか、なつ美の重さで目を覚ました瀧昌。瀧昌は寝たフリを続けようとするが、体勢を崩して腕枕状態になったなつ美に耐えきれず…。
瀧昌に自分の行動を気づかれていたことを知ったなつ美は、布団に逃げ込んで大慌て。シャツを作るつもりだったことを打ち明けたなつ美を瀧昌は抱きしめ、そっと口づけをする。
数日後。芙美子(生田絵梨花)と深見龍之介(小関裕太)の祝言が行われた。不器用ながら夫婦として新しい関係性を築こうとする芙美子を、深見は優しく受け止める。
そんな2人を見守り、幸せな気分を噛み締めたなつ美。しかしその帰り道、街角で千人針を募っていることにまるで気づかなかった自分に、落ち込んでしまう。
瀬田のこともふゆ子のことも心配していたはずなのに、自分だけ浮かれていたと猛省するなつ美に、瀧昌は仲間が戦地に行っているのに夫婦の時間を楽しんでいる自分の思いを告白。
夫婦で過ごす時間だけは戦争を忘れていい、「共犯になろう」という瀧昌の言葉を、なつ美は涙を流して受け止めた。
その頃、芙美子と深見は初めての夜を迎えていた。緊張している内心を見せまいと強がる芙美子の気持ちを察した深見は、弟・虎次(福崎那由他)にも協力してもらい、そのまま眠りについた。
翌朝。瀧昌はなつ美と旅行に行く約束をして仕事へ。なつ美はワクワクした気分でその日を過ごすが、瀧昌は帰宅せず、そのまま5日が過ぎた。
なつ美は、瀧昌の上官・柴原邦光(小木茂光)も不在のはずだと郁子(和久井映見)の家に遊びに行くが、そこには邦光と芙美子、深見の姿が。瀧昌が1人で危険な任務に当たっているのではないかと、なつ美は不安に襲われ…。

