奥野壮 思っていたものとは違う芝居が生まれる瞬間が“好き”

──映画、ドラマ、舞台など現場の“好き”な瞬間やモノ、コトはありますか?

奥野:想定していたものと違うお芝居が、生まれる瞬間は好きです。

台本を読むときに「どんなお芝居になるんだろう」と想定していくんですけど、現場に入るといつも全然違うものになるんですよね。それが面白くて、お芝居をしていて楽しい瞬間です。

あとは、衣装に着替えて、メイクをしてもらって、その役になる瞬間は気持ちがいいですね。違う自分になれた感覚で、「よし、今日も頑張ろう♪」って、スイッチが入ります。

豊田:さっきクールって言いましたけど、今日はお茶目さを出してますね(笑)。

──豊田さんはいかがですか?

豊田:最近自分の「お芝居やるぞ」とスイッチが入る瞬間が分かってきて。「今、スイッチ入ってるな」と気づく瞬間は好きですね。

決まったタイミングは特にないのですが、だいたいテスト(リハーサル)くらいから没入していく感じがあって。何も考えずにいい表現ができたり、相手のことをちゃんと感じることができたときは、すごく楽しいです。

あとは、ケータリングは好きだよね。

奥野:みんな好きですね。

──特に好きなケータリングは?

奥野:冬の味噌汁!しみますね。

豊田:コーヒーショップが来てくれて、カフェラテとか入れてくれるとテンション上がる!

奥野:分かる!

──『コスメティック・プレイラバー』の劇中、「本気」という言葉がキーワードになっています。2人が今、本気になっていることはありますか?

奥野:ゴルフはかなりの頻度で行っていて、ハマっていますね。ただ、この間ゴルフ場に行ったら暑すぎて…夏は一旦行くのやめようと思いました(笑)。42度ってすごくないですか?

豊田:うわ、42度はつらい。

奥野:夏は打ちっぱなしで我慢して、涼しくなったらまたゴルフ場に行こうと思います。裕大くんが本気になってることは?

豊田:僕は食事。美味しいもの食べるのが本当に好きなので。

奥野:言ってましたね。

豊田:だから、美味しいものめぐりは本気です。

──最近一番美味しかったものは?

豊田:紅ショウガがたっぷり入ったお好み焼きですね。

奥野:うわ、いいなぁ!

豊田:あっさりしていて、おつまみにもなるし最高でした。

あと、この前奥野くんが紹介してくれた焼肉にも行ってきたんです。あのお店も美味しかった。今度は一緒に行きたいよね。

奥野:絶対に行こう!

撮影:河井彩美

【奥野壮】
ヘアメイク:牧野裕大
スタイリスト:鍛冶古翔三

【豊田裕大】
ヘアメイク:速水昭仁
スタイリスト:杉浦優