<八村倫太郎 コメント>

ずっとご一緒してみたかった、第一線の方々とお芝居ができる環境がうれしかったです。こんなに刺激的なお仕事ってなかなかないじゃないですか。

大東さんは、変に気を遣わせず、聞いたら100パーセントの答えを返してくれる熱い方。自分にないものをたくさん持っていらっしゃるので、これからも超えたいと思う存在ですし、出会えて本当によかったです。

「おもしろい人間になりたい」と相談したとき、「失敗の数が多ければ多いほどいい。だって、それって挑戦しているってことだから」と言ってくださって。

さらに、「ハッタリはどんどんやった方がいい」とも。その言葉のアグレッシブさに、すごく学ばせてもらっています。

みんな結局は、そういうアブノーマルなものを求めているんじゃないですかね。今はテレビだと映せないようなところをネット番組が映すから、そっちに行ってしまう人もいる。

だからこそ、この世界観を通じて「昔のテレビ界はこうだったんだよな」と届けられるのは、若い人には新鮮だし、時代を知る人には懐かしく刺さるから、めちゃくちゃいいなと思うんです。

到底真似できないように見えて、実は、本質的な部分は誰しもが共感できる。奥本も、結局一人じゃ無理なんですよ。

どうやって人と接して助けてもらうか、ひいては自分が助けるかというつながりを大切にしている。

僕自身も、20歳ぐらいまでは「一人でやってきた」と勘違いしていた時期がありました。でも、絶対に一人じゃ無理だし、壁を乗り越えるには周りに助けてもらうことが不可欠だと痛感したんです。

だからこそ、一見すごいことをやっている奥本の、人のために動いたり助けられたりする人間臭くて身近な部分にすごく共感します。

テレビの世界の遠い話だと思わず、登場人物たちの生き様の中に、きっと“誰かの自分事に通じる”ような発見や、「なるほどな」と感じてもらえる部分がたくさんあると思うので、ぜひ画面からの世界観を楽しんでいただけたらなと思います。