<相武紗季 コメント>
関西テレビでドラマを作るとお聞きして、ぜひ挑戦してみたいと強く思いました。カンテレのつくるドラマは、スタッフのみなさんが片手間に作るのではなく、熱い思いをもって臨んでいるという印象が強いですし、その中で私も育ててもらった感覚があります。
台本を読んで、大東さんだとお聞きした時点で、もうイメージがはっきりと見えたんです。
お会いしたときにはすでにそのままで、この作品の軸のようなものを完全に作り上げていらっしゃったので、かなり楽に現場に入り込めました。
大東さんが引っ張ってくださっているのがすごく大きくて、ついていくだけでなんとかなるかなと思えました。
役作りにおいては、絶対的な安心感とやさしさを意識しました。聖母のような女性じゃないと、この人にはずっとついていけないだろうなと。彼がおちゃらけているときは落ち着いて、現実に引き戻す役割になりたいと思っていました。
もともと私は天才肌ではなく、努力型なんです。学生時代にやっていた水泳でも、周りに速い方がいっぱいいるなかで、自分に少し負荷をかけてやり続けて、数年後にようやく花開くような遅咲きタイプでした。
今も途方もなく遠くに見えるゴールに対して、今できることをコツコツやっていたら、いつの間にか「乗り越えられていたかも」と思える感覚でやっています。
ぜひ若い方にも楽しんでほしいですね!今だからこそできる面白いことや、時代のリアリティって出ると思うんです。
「ドラマって、こんなにパンチが効いてていいんだ」「こんなことやってて大丈夫?」と思われるくらいの魅力で、記憶に強く残る作品になってくれたらいいなと思います。
昔は、自分を極限まで追い込んで、それでもやるんだという気持ちだけで乗り越えるような熱意がありましたが、今は薄れてきていますよね。
だからこそ、強い気持ちを持つって大事だよね、という本作のいいところが伝わるとうれしいです。
生きるということに対して熱い気持ちを持ち続ける大切さを、このドラマから受け取ってほしいなと思います。私も、強く生きようと思います。
