まっすぐなまなざしで千葉さんの言葉に耳を傾ける坂元さん。一方の千葉さんは終始、おだやかな表情で、丁寧に言葉を紡ぎます。作品のストーリーにちなみ、誰かに助けてもらった忘れられないエピソードを尋ねると…
千葉雄大 坂元愛登の発言を受け、前言撤回!?
――過去、誰かに助けてもらったエピソードがあれば聞かせてください。
千葉:僕には弟がいるのですが、幼いころから僕はわりと何でもそつなくこなすタイプで、一方の弟は不器用で、「どうしてうまくできないのだろう」と感じることが多くありました。
でも、祖父のお葬式のときに僕が泣いていたら、弟がハンカチを差し出してきたんです。そんなことをしてくれたのが初めてで「やさしいところがあるんだ」って、そこから見る目が変わりましたね。当時、僕は高校生だったんですけど、弟を大事にしようって思いました。
坂元:僕は2歳上のお兄ちゃんがいて、めちゃくちゃ仲がいいんですよ。お兄ちゃんも俳優をやっているんですけど、お芝居の考え方や好みのお芝居がおそろしいくらい一緒で。
これまで何度か壁にぶつかって目の前が真っ暗になり、「お芝居をやめてしまおう」と思うくらい沈んだこともありましたが、そのたびにお兄ちゃんが僕に必要な言葉をポンと投げてくれて、いつも助けてもらっています。
千葉:素敵だね。
坂元:風邪をひいたらいろいろ買ってきてくれますし、本当にやさしいです。目の前じゃ言えませんけど(笑)。
――“全力エンターテインメント”というコンセプトの本作ですが、二人がつい全力になってしまう瞬間を教えてください。
千葉:クレーンゲームが好きで、ゲームセンターに行くと恥ずかしいくらい「あーっ!」とか大声を出しちゃいます。
坂元:すごくつまらないことを言ってもいいですか。お芝居です。
千葉:うわ~っ!
坂元:ごめんなさい、本当につまらないですよね。
千葉:いやいや素敵ですよ。
坂元:お芝居にしか関心がないくらい、今はお芝居が大好きなので、演じているときが一番全力です。それ以外の時間はのんびりしています。
千葉:僕もお芝居に変えようかな(笑)。
坂元:僕も友だちとクレーンゲームに熱中して、まわりが見えなくなっちゃう瞬間があるのでよくわかります。千葉さんもそういうことがあるんだって驚きました。
――公演を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。
千葉:“全力エンターテインメント”と謳っているとおり、楽しい作品にできるように頑張ります。二階堂朝陽の活躍を描いた作品ですが、まわりの人たちとの関係も魅力的なので、ぜひ劇場でご覧ください。
坂元:初めての舞台で素敵な先輩の皆さまに囲まれていますので、カッコよく見せようなどではなく、どちらかというと不器用にまっすぐ役と向き合いたいと思います。とにかく全力で頑張りますので、観に来てください。
撮影:YURIE PEPE
ヘアメイク:堤紗也香(千葉さん)、大和田一美(坂元さん)
スタイリスト:寒河江健(Emina=千葉さん)、井田正明(坂元さん)
衣装協力(坂元さん):ジャケット¥85,800、パンツ¥49,500(共にクルニ/クルニ フラッグシップストア)、シャツ¥4,950(リメール/リメール ストア)
<公演概要>
モチロンプロデュース『二階堂朝陽は助けに来る』
【東京公演】10月17日(土)~11月1日(日)EXシアター六本木
【大阪公演】11月7日(土)~11月9日(月)COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
【富山公演】11月14日(土)~11月15日(日)富山県民会館
作・演出:細川徹
出演:千葉雄大、戸塚純貴、牧島輝、坂元愛登、篠原悠伸、日高由起刀、大水洋介(ラバーガール)、皆川猿時
