全日本プロレス入りからわずか4年。破竹の勢いでトップスターへとかけ上がり、今やメディアの注目を一身に集める安齊勇馬選手。
インタビュー最終回となる今回は、8月29日に迫る宮原健斗選手との「三冠ヘビー級王座戦」へかける並々ならぬ覚悟に迫ります。
恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン4(Prime Video)への参加を決めた真の理由、プレッシャーをあえて背負う意味、そして「今年で引退してもいい」と語るほどの壮絶なプロレス観まで――。覚悟と熱い思いに満ちた言葉を届けます。(全3回の第3回)
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『バチェロレッテ4』で注目が集まる安齊勇馬「すべてを背負ってリングに上がる」
――8月29日には全日本プロレスの“看板”とも称される宮原健斗選手との「三冠ヘビー級王座戦」(以下、「三冠戦」)が控えます。ビッグマッチに向けた意気込みを聞かせてください。
挑戦表明をしたのは自分ですが、僕自身が一番旬で話題性のあるこのタイミングで、大田区総合体育館(現:EBARA WAVE アリーナおおた)での三冠戦が回ってきたことに、「やっぱり俺は持っているな」と感じています。
ここで僕がチャンピオンになればさらに注目が集まりますし、プロレス界の外からも「三冠王者だから呼んでみよう」と仕事の幅も大きく広がるはずです。何よりリング上で一番強い姿を見せたいので、このタイミングで挑戦できることが素直にうれしいですね。
©全日本プロレス
宮原選手には、2025年の大晦日の三冠戦で敗れているんです。そこから半年ちょっとで技術が劇的に伸びることはないかもしれませんが、今の僕には桁違いに増えたファンの方の応援や、背負うものがあります。プロレスラーとして、人間として確実に強くなっているんです。激闘の最後の最後に差が出るのは、技術以上に「思い」の強さだと思うので、そこが強化された今なら前回と違う結果を出せると思っています。
宮原選手は、入門したときからずっと「この人はちょっとレベルが違う」と感じていた本当にすごい選手です。デビュー当時は指導もいただき、勉強になることばかりでした。ただ、宮原選手が「全日本プロレスの柱」として今を盛り上げる存在だとしたら、団体をさらに外の世界へ広げていけるのは絶対的に僕だと思っています。お互い全日本プロレスを盛り上げたい気持ちは同じですが、乗っているレールが違うんですよね。結果はどうなるかわかりませんが、僕は僕なりの新しい未来を見せたいです。
――ここまで何試合かあった前哨戦を見ても、壮絶な試合になりそうです。
リングに上がるとき、いつも「この試合で終わっていい」という覚悟をもって臨んでいます。5月の頭の試合で足首をケガして、「治っていません」なんて言ったら弱みをさらすことになっちゃうので普段は言わないんですけど(笑)、治っていようが治っていまいが正直関係ないんですよね。
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その瞬間に全力を出しきれればいいですし、そこで体が使い物にならなくなったら、それはそれでしょうがないと思っています。そういう意味でも自分の考え方とプロレスってすごく合っていますし、僕はプロレスラーに向いているなと感じますね。
