南とともに聖まごころ病院へやってきたアメリカのケーブルテレビの取材班。緊迫した医療現場のリアルを取材し、“まごころ”の面々が真剣に人の命と向き合う様子を撮影しにきたが、そういう時に限って救急コールは鳴らず、何も起こらない。
状況を見かねた啓介は、当直の医師たちが、“まごころ”へ運ばれて来た患者の症状や治療方法を報告して、意見交換し合うカンファレンスを行うことを提案する。
本当は毎日やるべきだが、 面倒くさくてやっていなかったという啓介。
さっそく、先週の木曜日に当直だった横山勝幸(岡部たかし)から当日の状況を説明。その日の夜、6歳の男児が腹痛を訴えて搬送されてきたが、男児の母親である星崎菜々(佐津川愛美)の様子がおかしく、酒の匂いもしたという。
触診で男児のお腹の様子を診るべく、服を脱がそうとするが、その光景を見た星崎は「服の上からでも診察できるだろう!」と激昂。横山は正確に診る必要があると伝えるが、星崎はネットに晒すぞと脅迫する典型的な“カスハラ”(カスタマーハラスメント)だった。
さらに、星崎は元看護師ということもあり、看護師の村木千佳(石川萌香)や吉野勇介 (萩原護)にも冷たい態度をとる。