大人たちが夢中になっているアイロンビーズ。
最後は、30代男性による“ポケモン愛”が炸裂した作品です。
巨大な「ポケふた」を完全再現!
アイロンビーズで作られたのは、優雅に空を飛ぶ「カイリュー」と、水仙畑の中で愛らしい表情を浮かべる「プクリン」が円の中にいる光景。かなり大きな作品に見えますが、こちら、福井県の越前町に設置されている『ポケットモンスター』のキャラクターがデザインされたオリジナルのマンホールの蓋「ポケふた(カイリュー&プクリン)」を再現しているんです!
実物の「ポケふた」と並べてみると、引けを取らない鮮やかさと精密さであることがよく分かります。さらに、驚きなのは、実寸に近いサイズ感で作られているということ。
アイロンビーズはどんな大きさの作品でも作ることができますが、難しいのはアイロンの熱の通し具合なのではないでしょうか。こちらを作った男性も「アイロンで満遍なく火を通したつもりでも、火の通りが悪く、他とくっついていない箇所や火の通りが良すぎて裏面まで焼けてしまうことがある。」とその難しさを語ります。
そこで男性が行き着いたのが、「プレート1枚ずつ焼いて完成させ、あとでアクリル板にくっつける」という手法!
制作過程を見てみると、4×4に並べた正方形のプレートの上にアイロンビーズを並べています。その後、プレートごとに分けて熱を通し、最後にパズルのようにアクリル板の上で組み合わせることで、このクオリティーの高さを実現しているんですね。
実は、「ポケふた」を再現したこちらの男性は、2017年から約9年間アイロンビーズを作り続けているというベテラン制作者!
過去の投稿には、「プクリン」や「ブラッキー」、「バケッチャ」など、何種類ものポケモンたちをお部屋の一角に飾り、圧巻の空間へと変身させている光景も。
長年培われた技術と、並々ならぬ“ポケモン愛”がひしひしと伝わってきますね。
アイロンビーズと言っても種類は様々。
色合い、サイズなど制作者それぞれのこだわりで選んでいるかと思いますが、こちらの男性は「パーラービーズ」を愛用しており、「パーラービーズにこだわってるのは、色合いがはっきりしているのと、パステルカラーのような色合いがとにかく好きだからです。」とその魅力を教えてくれました。
大人が熱中! 「パーラービーズ」販売元が語るブームの背景
めざましmediaは、そんな「パーラービーズ」を販売している玩具メーカー・カワダを取材!
現在、アイロンビーズがSNSを中心に再ブームになっていることに対して担当者は、2026年に入ったごろから売れ行きは好調だと明かし、最近では一部品切れになっている商品もあるほど。
特に単色が人気だそうで、売り上げは去年対比(3月~5月)で120%程度伸びているということです。
再ブームなっている要因については、「平成女児」や「推し活」ではないかといい、「子どもの時、遊んだことのある玩具を大人になって自由に買うことができるようになり、創作意欲を満足させられるようになっているのだと思います。世代的にも、SNS等で可愛い作品をアップする時代ですので、そこもマッチしていると思います。」と、話します。
1995年に国内販売を開始し、2025年で30周年を迎えた「パーラービーズ」。
販売を始めた当初は、限られた色のみでしたが、現在では単色を100色までに増え、色のバリエーションが豊富になっています。
さらに、大人にも、もっと楽しんでもらいたいという思いで「ナノビーズ」という商品を開発。通常の「パーラービーズ」よりもサイズが小さいため、よりリアルな作品を作ることができるということです。
大人の間で再びブームとなっているアイロンビーズ。
SNSでは、「平成を感じる」や「懐かしすぎる!」「こんな可愛かったっけ?」「小学生ぶりに作った!」などと、懐かしむ声が続出しています。
子どもの頃とはまた違った楽しみ方ができるのも、再ブームの要因の一つかもしれませんね。
