NPO 法人・放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優れた番組や個人・団体を顕
彰する「ギャラクシー賞」。

2026年6月度月間賞に、黒木華さん主演、野呂佳代さんがバディ役を演じた、カンテレ制作『銀河の一票』が選ばれました。

都知事を目指して奮闘する50日間の物語

このドラマは、政治家の不正を密告する告発文をきっかけに、すべてを失った与党幹事長の娘で秘書の星野茉莉(ほしの・まつり/黒木華)が、偶然出会った政治素人のスナックママ・月岡あかり(つきおか・あかり/野呂佳代)を東京都知事にすべく選挙に挑む、選挙エンターテインメント。

若くして政治の世界で生きてきた女性と、市井(しせい)に生きる女性がタッグを組み、都知事を目指して奮闘する50日間の物語を描きました。

選評 

選挙を描きながらも、政局ゲームや“巨悪”との戦いとして描かず、あくまでも小さな声を拾っていく過程として描いたのが秀逸。誰も“ドラマの駒”のような悪役がいないことも、誰も取りこぼさないという本作の一貫したテーマと合致し、そのキャスティングも抜群だった。

まさしく「きれいなこと」を体現したドラマだった。