ダイアンのユースケさんが文章を書く楽しさ、最近「なんなん」と思ったことを語りました。

ユースケさんの初のエッセイ集『なんなん自分』(KADOKAWA)が、2026年1月の発売後即重版となり、現在も売れ続け4刷を超える人気に。ほぼ書き下ろし、300ページを超える大ボリュームの1冊には、些細なことが気になるユースケさんが世間や自身に対する「なんなん」にツッコむ、抱腹絶倒の40編が収録されています。

日常の出来事をはじめ、幼少期、学生時代、M-1グランプリ、家族、ラジオなどをテーマに、軽妙なテンポで綴られる文章はいかにして生まれたのでしょうか。

「これまで読書をしてきていない」と語るユースケさんに、文章を書くということ、自身の活躍について、そして「最近好きなこと」などを聞きました。

ダイアン・ユースケ「書き終わると頭がすっきりする感じがある」

――ユースケさんはもともと、漫才やネタも書いていますが、エッセイを書こうと思った理由は?

コロナ禍のときに、芸人がみんな仕事がなくなっている中、先輩が「note(※)っていうのをやってんねん」と言ってるのを聞いて。僕も書くことにちょっと興味あったんで、「やってみようかな」と思って書きだしたのが最初です。

(※)文章、写真、イラスト、音楽、映像などのコンテンツを誰でも手軽に投稿・共有できるメディアプラットフォーム。

初のエッセイ本が大人気のダイアン・ユースケ

――執筆はスムーズに進みましたか?

テーマによりますが、どっちか言うと早いほうですかね。途中で進まなくなるときもあるんですけど、そういうときはもうそこでやめたりします。止まるということは、「ちょっと違うんかな?」と感じている証拠だと思うので。

――忙しいなか、時間を決めて書いたのでしょうか?

全然です。移動中の新幹線とか、ちょっとした空き時間にiPhoneでバーって書きました。この本を出すと決まってからは、喫茶店に行って書いたり、書き終わったのを読み返してみて、心地いいテンポになるようにだけちょっと直したり。

書いてるときってすごく集中できるんです。書き終わると頭がすっきりする感じがあって、何ていうのが正しいんか分かんないですけど、新鮮というか楽しい時間ですね。

 

――そうして書きあげた本書は、発売後に即重版が決まり、現在も売れ続けています。手応えは感じていますか?

手応えはあんまり分かんないですけど、感想をSNSで送ってくれる方もいて。そういうのは結構新鮮ですね。当たり前なんですけど、全部自分が書いたことなので、何も薄まってない内容を読んで感想をもらうっていうのは、うれしいことです。

――ネットの感想では、「面白い」というのはもちろんですが、「長生きしてください」というコメントも多く見られます。

出版記念のお渡し会のときにも、来てくれた方から「長生きしてください」みたいなことをすごい言われて。別に死にかけてるわけでもないから、ちょっと意外でした。脱水症で倒れたり、首の血管の病気でちょっと休んだりっていうのもあったので、みんな心配してくれてるんだと思うんですけど。