複雑な思いを抱えて帰宅した渉に、あゆみは小林が慧を突き落としたことを認めたと報告。渉は慧の殺害は指示していないものの、産地偽装の情報漏洩を防ぐために慧を見張るよう小林に命じていたと打ち明ける。
社員や家族の幸せのために選んだ苦肉の策だった産地偽装が、結果として慧や藤子、小林を苦しませることになった…。自分の行動を悔やみ、あゆみから正しい道を選んでほしいと諭された渉は、産地偽装の件で警察に出頭する覚悟を固めた。
自分の決意を母・京子(筒井真理子)に伝えた渉は、慧の転落事故の件を自首してほしいと京子に切り出す。慧を突き落とすよう小林に命じたのは京子だと、渉は見抜いていたのだ。
自分が産地偽装に手を染めたせいで、京子のことまで追い詰めてしまったと詫びる渉。渉が慧の「四季のポルペッテ」にこだわったのは、京子との思い出の味のミートボールで多くの人を笑顔にしたいという夢があったからだと知った京子は、当時に思いを馳せ…。
共に罪を償おうという渉に、慧の転落事故も藤子のバイク事故も自分が命じたと打ち明ける京子。罪を認めて泣き崩れた京子に、渉はそっと寄り添う。
渉(中村俊介)と離婚したあゆみ(木南晴夏)は最後に慧(高杉真宙)とキッチンに立ち…
その後、渉は警察に出頭。小林も殺人未遂の容疑で逮捕され、京子も事件への関与を認めた。そしてあゆみは、実母・宮田真希子(福田ユミ)と共に暮らすことになった陽菜(吉田萌果)を笑顔で送り出した。
一方藤子は、慧が意識不明になっている間にあゆみと出会ったという事実を受け入れ、幸せを掴み取ってほしいと、笑顔で慧に別れを告げる。
数日後。渉との離婚が成立し、引っ越しの準備を進めていたあゆみのもとに、慧が現れた。あゆみのミールキット用のメニューを、一緒に試作しようというのだ。
慧の隣で料理をするのはこれが本当に最後になると、たくさんの思い出が詰まったキッチンに立つあゆみ。そんなあゆみの思いを知らない慧は、祖母の家でのレストランの開業という夢を、一緒に叶えてほしいと誘う。
しかしあゆみは、慧と並んで歩くためにもまずは自分の力で生きていけるようになりたいと、慧とは別々の道を歩むことを決めていた。慧はあゆみの決意を受け止め、新しい店で彼女を待ち続けると誓う。
それから2年後。
東京を離れ、ミールキットの販売で忙しく過ごしていたあゆみは、慧がイタリアン薬膳の店をオープンしたことを知る。そしてある満月の夜、あゆみは慧の元へと走り出した…。

