その夜、加賀美は、小学生のときに受けたいじめの証拠として撮影した動画を出すようティーチに指示。芹沢には、自分をいじめていた同級生のことを調べるよう命じる。
いじめを乗り越えようとしているひめ香の姿に触発され、過去と向き合う決意を固めたからだった。
あくる日、加賀美は、文化祭の演目は「ソーラン節」に決めたことを生徒たちに伝える。その日から、さっそく練習を開始する0組の面々。
そんななか、加賀美は自分をいじめていた同級生の1人、桂木(白石隼也)が働くグリーンショップを訪ねる。そこで加賀美は、小さな観葉植物を買い求めると、自ら柏木に正体を明かした。
小学校時代のいじめについて加賀美に謝る柏木。子どもを持ち、もし自分の子どもがいじめられたらと考えるようになり、加賀美に謝りたいと思っていたらしい。
同じころ、芹沢は真紀子を誘って飲んでいた。その席で芹沢は、自分がしたことが正しかったのかどうか分からない、と苦しい胸の内を明かし、許せないのは真紀子ではないと伝えるが…。
翌日、思わぬ事態が起きる。ひめ香が突然、文化祭に参加しないと言い出したのだ。
加賀美は、解決策は自分が考えると言うティーチの言葉を無視し、ひめ香を0組へと連れて戻った。