そんな折、絵都学園に理事長・辰巳寅二(正名僕蔵)がやってくる。
挨拶をした加賀美に対して「僕なんて大したやつじゃない」と謙遜する辰巳。だが、加賀美が「理事長でありながら現場に出向くのは素晴らしい」と言うと「現場と言ってもゴミみたいな現場ですから」と言い出す。
さらに辰巳は、0組はおろか、教員たちをも見下すような発言を繰り返し、加賀美たちを怒らせた。
一方、ティーチ(安達祐実)は、クラスを一つにするためにある方法を実行する。
銃を持った男たちを引き連れて0組に乱入したティーチは、腐った教育界を変えるなどと言い、このクラスの中から男女1名ずつ人質を選ぶよう生徒たちに命じた。
人質になるべき人を指を差せ、差さなければ全員殺す、と脅されても選ぶことができない生徒たち。
その時、自ら名乗り出たのは城島と雪美だった。するとティーチは笑顔を見せ、体験型演劇チームによる演劇「立てこもり」だった、と言って去って行った。
加賀美は、困惑する生徒たちに、城島たちの本心が見えたのだからいいだろうと言い、この機会に言いたいことがあるなら言っておけと、雪美と城島に促す。
2人は、改めてクラスメートたちに謝罪。それに続いて、雪美たちとつるんでいた紺野直斗(松田元太)と松下リナ(倉沢杏菜)も頭を下げた。
すると、ひめ香に対するいじめを見て見ぬふりをしていた生徒たちも口々に彼女に謝り始める。ひめ香は、戸惑いながらも「謝ってくれて、ありがとうございます」と返し…。