路線バスをジャックした勝呂寺誠司(二宮和也)は、警視庁組織犯罪対策部管理官・蜜谷満作(江口洋介)から、天樹勇太が警察官であり犯罪組織「アネモネ」を潰すために蜜谷が勝呂寺誠司として組織に送り込んだと聞かされる。
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警察に取り囲まれた誠司は、亡き妻の墓参りに行くためにバスに乗っていた「葵亭」のシェフ・立葵時生(大沢たかお)を残し、その他のバスの乗客たちを解放する。
解放されていく人質たち。そのとき、バスの中で銃声が響いた。
蜜谷が誠司を撃ったという。誠司は、救急車で病院へと搬送される。神奈川県警警部補・狩宮カレン(松本若菜)は、誠司を乗せた救急車に同乗し…。
バスジャック事件を伝えるニュース映像を見ていた葵亭のソムリエール・竹本梅雨美(桜井ユキ)は、いてもたってもいられずに店を飛び出す。心配になって梅雨美を追うアルバイト・細野一(井之脇海)。
残されたギャルソン・蛇の目菊蔵(栗原英雄)は、店を警備中の警察官・山田隆史(今井英二)に協力を求め、残された時間に出来ることを、と開店準備を進める。
蜜谷は、神奈川県警捜査一課長・一ノ瀬猛(遠山俊也)に、誠司が暴れ出したので仕方なく威嚇射撃をした、と説明。「失態続きの神奈川県警の代わりに俺がやってやった」とうそぶく蜜谷。一ノ瀬は「この街で好き勝手なことは許さない」と蜜谷を非難する。
そんな中、バスジャックの現場で取材を続けていた「横浜テレビ」の報道キャスター・倉内桔梗(中谷美紀)は、事情聴取を終えた時生から重大な事実を聞かされ…。