村野の供述通り、川から凶器の灰皿が発見される。警察は村野を犯人と断定し、捜査本部の解散も決まった。

真澄は、まだ謎は解けていないと主張。穂乃果も真澄と同じ思いで、捜査を続ける。

真澄と麻帆は、栗山の部屋を再び捜索。真澄は、ペン立てからピンクのペンを見つける。ペンには、マリという名の人気アニメのキャラクターが描かれていた。

一方、穂乃果は、美幸が使った毒物がアコニチンと突き止めた。しかし真澄は、どんな検査をしても栗山の体内からアコニチンは出ないと断言。真澄のなかで謎を解く“ピース”がそろった。

真澄(ディーン・フジオカ)が見つけた事件の真相とは…?

真澄は取調室で美幸と対峙し、事件の真相を語る。

栗山の脳を調べたところ、記憶をつかさどる海馬に壊死が見つかった。このことから栗山は意識障害を起こし、自分が好きなマリと美幸を間違えたとみられた。

アコニチンを摂取した場合、瞬時に脳機能が破壊されてしまう。もし栗山がアコニチンを飲んでいたなら、意識を取り戻すことはありえない。栗山は、そもそも毒を飲んでいなかったのだ。

美幸の代わりにアコニチンを買ったのは、三浦カイト(宮澤佑)というホストだった。そのことを真澄から告げられた美幸は動揺を見せ、カイトをかばおうとする。

真澄は「栗山さんは2回殺された」と言う。

美幸がピアスを探しに栗山の部屋へ戻る前、村野が栗山に美幸を開放してほしいと頼んでいた。しかし聞き入れてもらえず、村野は栗山を灰皿で殴って首を絞め、動かなくなった栗山をクローゼットに運んだという。

この時点では仮死状態だった栗山は、意識を取り戻し、クローゼットから出て、再び意識を失った。

そこに美幸が来て、栗山が毒で死んだと勘違い。再び意識を取り戻した栗山は、首を絞められたことによる意識障害で美幸を“マリ”と呼んだ。その後、美幸は栗山の首を絞め、トイレで溺死させた。

カイトに夢中になった美幸は、村野に近づいて栗山を殺させようと画策していた。村野がなかなか栗山を殺そうとせず、美幸は自分で手を下すことを決意。しかし、同じ日に村野も栗山を殺そうとしたことにより、事件は複雑化した。

穂乃果は美幸に、「お互いに罪を償って結婚しよう」という村野からのメッセージを伝える。

すると、美幸は村野が役立たずだったと悪態をついて逆上。美幸は、カイトと一緒にいたい一心で稼いだ金をすべて彼のために費やしていた。

「人を殺すことで今の生活から抜け出して、前に進めると本気で思ってたんですか?」と麻帆が尋ねると、美幸は「今がよければそれでよかった」と答え「優秀なあんたに私の気持ちなんてわからない」と言い放つ。

社会で助けを求めている人の力になりたいという思いで仕事をしてきた麻帆だったが、苦しい立場にある人々の現実が見えていなかったと思い知った。そんな麻帆を励ます穂乃果。

事件解決後、麻帆の仕事は相変わらず、書類への印鑑押しばかりだった。しかし、責任者として書類を理解してから印鑑を押そうと意識が変わった麻帆は、書類を持ってきた法医学者・本田雅人(八木勇征)に内容を説明してもらう。

真澄は麻帆を温かく見守り、書類を理解する手助けになる参考書を手渡すのだった。

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