――真飛さんは舞台や映像など幅広い分野で活躍し、“表現の引き出し”をたくさん持っていると感じます。その中から今回、活かしたいものはありますか?
お客さまを巻き込んでいくことですね。お客さまには、“わたし”の言葉にうなずいたり、「あ〜!」とか「わかる!」って声を出したりしてほしいです。私がみなさんに「どう?」と問いかけて、うなずいてもらえるまで「だからどう?」って聞き続けてみようかな、とか(笑)。ただの一人語りにならないよう、問いかけながら展開していきたいです。
私は宝塚時代から、お客さまにツッコんだり、巻き込んだりしていくのが好きで。去年開催した芸能生活30周年ライブでも、(サービスの)お食事をされている方に「美味しいですか?」「お肉固くなっちゃうから、早く食べてくださいね」って声をかけたり、MCでみなさんがクスッと笑える時間を作ったりしました。
稲葉さんも、そういう部分は使っていくと良いんじゃないかと言ってくださって。今までの経験を活かして、舞台に裸足で立つような、フラットな気持ちで臨みたいと思っています。
――本作は、増岡裕子さんとのWキャストです。
お稽古は一緒ではなく交互にやっていて、私はまだ増岡さんのお稽古を見ていないのですが、両方見ているスタッフさんは「全然違って面白いから、どっちも見ないとダメ!」と、みなさんおっしゃっています。お客さまにもWキャストの醍醐味を楽しんでいただけたらなと思います。
――真飛さんと増岡さん、どちらの公演も行きたくなります。
ダブル観劇は必須です!間違いないです!
撮影:河井彩美
ヘアメイク:藤原リカ(ThreePEACE)
スタイリスト:ゴウダアツコ
作品概要
『ガールズ&ボーイズ』
公演日程:2026年4月9日〜4月26日
会場:新国立劇場 小劇場
作:デニス・ケリー
翻訳:小田島創志
演出:稲葉賀恵
キャスト:真飛聖、増岡裕子
