「憧れの存在だった」武田鉄矢さんとの共演の感想。そして、「手応えを感じた」と語る、あの有名なトラックのシーンの再現について聞いてみると…。
名シーンを再現!「鉄矢さんが『やろうよ』と言ってくれて急遽決まった」
――伝説のドラマの続編で主演を務めることにプレッシャーはありましたか?
鉄矢さんのことも海援隊も大好きで、憧れの存在でした。なので、最初は「大丈夫かな?」という気持ちもありましたが、鈴木おさむさんが「せいやで撮りたい」と言ってくださったので。武田さんの了承も得て、この企画が実現したと分かったときは、「ビビらずに行こう」と不安よりもワクワクが勝ちました。
――撮影にあたり、どのような準備をしましたか?
出演することが決まってからは『SAY YES』(CHAGE&ASKAによる『101回目のプロポーズ』主題歌)がずっと頭の中に流れていました!『101回目のプロポーズ』も改めて見直しました。もし、他の人がやるというのをニュースで見たら「すげーな」と思うような作品を、自分がやることになったということもあり、「鉄矢さんに引っ張られないようにせなあかん」とは思っていました。
「鉄矢さんのものまねしてるやん」、「いや、達郎と一緒やん」と言われないように、太陽は新しいキャラだと意識して演じました。だから達郎の物語とは全然違う物語になっていると思います。
――『101回目のプロポーズ』を改めて見直して、特に良かったシーンは?
名シーンばかりですが、武田さんと江口洋介さんのやり取りはテンポがよくて面白いですよね。2人のコントっぽいアドリブ感のある掛け合いがすごく好きで、本作でも僕と林カラスくんのやり取りで、その雰囲気を意識しました。
――本作では、あの有名なトラックの前に飛び出し「僕は死にましぇん!」と叫ぶシーンもあります。実際にやってみた感想を教えてください。
いやもう感動しました!本当にすごかったです!自分も漫才でものまねしていたシーンで、僕は「二車線」という、普通にトラックが避けるっていうボケをしていたんですが。達郎と同じ景色を見ていると思うと鳥肌ものでした。僕のこの思いを『102回目』で止めずに、ぜひ『男はつらいよ』シリーズのように『103回目』以降も続くシリーズになればなと思っています。
――実は台本にはないシーンだったそうですね。
僕も「トラックのシーン、やりたいな~!」と思っていたけれど言えずにいたところ、鉄矢さんが「やろうよ」と言ってくれて、急遽決まったんです。あれは鉄矢さんにしかゴーが出せないと思います。
――トラックのシーンは、30年前に撮ったとき、スタッフやたまたまロケを見ていた人たちも泣いていたと聞きました。
鉄矢さんも、「たまたま見ていた暴走族が泣いていた」と言っていました。その様子を見て「このドラマは当たるな」と思ったとも。今回も、山場となるシーンがありますが、打ち上げのときに技術さんや照明さんが、僕と唐田さんの演技を見て「俺ら泣いたんすよ」と言ってくれたので、手応えを感じました。
「達郎と同じ景色を見ていると思うと鳥肌ものだった」と、名シーンに挑んだ思いを明かしたせいやさん。インタビュー後半では、武田さんから学んだこと、相手役の唐田えりかさんの印象を聞きました。
