『101回目のプロポーズ』から35年の時を経て、新たな物語『102回目プロポーズ』が幕を開けます。
本作は、鈴木おさむさんが放送作家・脚本家を引退する数年前から続編ドラマの制作を熱望して企画を立ち上げた連続ドラマ。『101回目のプロポーズ』の最終回で結ばれた矢吹薫(浅野温子)と星野達郎(武田鉄矢)が結婚し、その娘・光(唐田えりか)を取り巻くラブストーリーとなります。
今作で唐田さんとW主演を務めるのは、霜降り明星・せいやさん。光に一目惚れをする33歳独身、これまで99回も女性にフラれ続けてきた、空野太陽を演じます。
めざましmediaでは、せいやさんにインタビュー!国民的ドラマの“その後”を演じる思い、前作で主演を務めた武田鉄矢さんとの共演、撮影の裏側についてたっぷり聞きました。
霜降り明星・せいや「主人公は人間性の良さでなんとか生き残っている感じ」
――最初に台本を読んだ印象を教えてください。
テンポがよくて笑えるシーンが多かったです。鉄矢さんと僕のやり取りは、コントではありませんが、笑いながら見られる感じでした。主演ということに不安はあったんですけれど、「この面白い作品の主演と言われることが嬉しい」と思いました。
――コメディ要素もあり、少しホッとした感じでしょうか。
そうですね。「このシーンではこれを言いたい」と監督に対しても結構アイデアを出させてもらいましたし、「それで行きましょう」と言ってもらえたので、自由に演じることができました。“演者ファースト”の環境で本当にありがたかったです。
撮影が進むほどに自分が演じる「空野太陽」というキャラの特徴がつかめてきました。ドラマの現場は慣れてないけれど、すごく楽しくやらせてもらいました。作品に熱量を全部ぶつけて、やり切らせてもらいました。
――太陽をどういう人物だと捉えて演じましたか?
僕の中にも多面的な性格があって、ものまねやお笑いに関することには頭が回りますが、逆に人ができることが苦手な面もあります。僕からお笑いを取った状態が太陽で、不器用な部分を凝縮して煮詰めたみたいな感じでしょうか。だって、太陽は、とんでもない数のプロポーズを失敗しているわけじゃないですか。そういう“異常さ”もありますしね。
ただ、どこか「こいつかわいいな」「人間くさいな」と思わせるところがあって、人間性の良さでなんとか生き残っている感じを受けました。今の時代には珍しい、超不器用な人間ですね。
――太陽は「すみません」というのが口癖というキャラクターですが、そのあたりはいかがですか?
正直、僕とは全然違いますね。似ている部分もあるけれど、太陽にはなりたくないと思いました(笑)。純真さやまっすぐさは見習いたいところでもありますが、謝りすぎるとか、お金が全然ないとか、生活がきついみたいな点は違います。服もずっとシャツをインしていますし。
でも、ええやつだからこそ憎めない。鉄矢さんもおっしゃっていましたが、100回プロポーズに失敗するという“ファンタジー作品”なので、それくらいぶっ飛んだ主人公じゃないと成立しないんですよね。
――『新しいカギ』などのバラエティ番組の看板を張るのと、ドラマの主演では心持ちは違いましたか?
もちろん違いますが、新しいことにはチャレンジするほうがいいなと思っています。最近はもう叩かれすぎていて、叩くほうより叩かれているほうが心地いいというか(笑)。本作にも批判は出るかもしれませんが、それは反響がある証拠で、「挑戦している」ということです。ありがたいことしかないです。
伝説のドラマの続編への出演、演じた空野太陽のキャラクターについて語ってくれたせいやさん。続いては、本作で再現された“名シーン”への思い入れを明かしました。
