<ラッキィ池田 インタビュー>
――ゴスペラーズとのセリフのかけ合いも見事で、長セリフもスラスラとNGナシでした。収録を終えていかがですか?
『アカペラ侍』というタイトルがすごく良いし、ゴスペラーズとのマッチングが素晴らしいですよね。文献には残っていないけれど、美しいハーモニーで江戸の町民を魅了する。
ユーモアにあふれていて、歌で人の気持ちを明るくして平和をもたらす。こういうことが戦争反対・世界平和の意識にも結び付くんじゃないかなと思いました。
今回は、池田幸運とイカ大王という2役を演じさせていただきましたけれど、ギャラは1人分で(笑)。アニメの声優を務めるのはほぼ初めてなので、それこそ練習あるのみ。天才ではないので努力で補ってがんばりました。
――アニメの振り付けと声優というオファーを受けた時の心境は?
プロデューサー(で原作・脚本・監督)の清水淳司さんとは、『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』(1989年~1992年/フジテレビ)からのお付き合いで。番組の中で「くだらない」とされていたものまねコントは主に僕と関根勤さんの担当でした(※)。くだらなすぎて視聴者からしょっちゅう怒られていたのを覚えています(笑)。
(※)山田邦子さんが佐藤陽子さん(バイオリニストで芸術家・池田満寿夫夫人)、ラッキィさんが池田満寿夫さんに扮し、毎回関根勤さんがケント・デリカットさんや加山雄三さんなどに扮して遊びに来てコントを繰り広げる人気シリーズ。
今回、清水さんから「お待たせしました。声の出演と振り付けをお願いします」とオファーをいただき、アニメのイラストを担当しているのも僕もよく知る、もりいくすおくんということだったので、本当に満を持しての登場ですね(笑)。
アニメに振り付けをというのも特殊ですし、通常、振り付けは何もない状態から考えますが、すでに世界観がある作品だったので「がんばらなきゃな」と奮起しました。アニメーターさんのご負担にならないよう、凝縮した感じでまとめてみました。
――すでに人気のアニメですが、特に第5話を誰に見てほしいですか?
僕は、いくつもの合唱団で振り付けを担当させていただいていますが、合唱は老若男女の誰もが楽しめるコンテンツだなと思っています。アカペラや歌で世の中を明るくするというのは本当に良いテーマです。微力ですが、がんばらせていただいたので、多くの人に見てもらえたらうれしいです。