<ものがたり>
都内にある、レトロなたたずまいの「時光写真館」。
カメラマンのトキ(佐藤大樹)が撮影を、 ヒカル(本郷奏多)は共同経営者としてトキを支えている。 この日も、記念写真を撮りにきた家族で店内には笑顔が広がっていた。
しかし、この写真館には、もうひとつの顔がある…。
それは、後悔を抱えた人たちを救う「便利屋」としての一面。
写真の撮影者に憑依しタイムスリップする能力をもつトキ。 写真が撮影されたときに、何がおきたのか感じ取る能力をもつヒカル。バディを組んで写真に「ダイブ」=過去に飛ぶことができるのだ。
「行方不明になった息子を探してほしい」
「大切な人に感謝の思いを伝えたい」
「伝統の味を取り戻したい」
…トキとヒカルのもとには、うわさを聞きつけた人から、さまざまな依頼が持ち込まれる。
二人が課したルール、それは「過去は改変しない」こと。しかし、トキがダイブした先で目の当たりにするのは、依頼人の喪失や後悔。やり場のない怒りや悲しみを前に、しばしばトキは感情で動いてしまう。
そんなトキに対し、ヒカルは「俺たちの仕事は、過去の真実を探すこと」だと、常にクールにナビゲートする。
真実を知ることは、ハッピーエンドばかりではない。それでも、トキとヒカルはタッグを組んで「ダイブ」する。 それが依頼人の未来を拓くことを知っているから。
「失った過去は取り戻せるよ、この先いつでも」――。
