飯島さんが芽衣子という役柄を通して考える、「何のために頑張れるのか」という問い。「自分に向き合う時間が生まれて初めてできた」と明かす現在の心境とは…?
「いまはすごくフラットな状態」初めてできた自分に向き合う時間
――推し活というワードが出ましたが、ご自身の支えになっているものや、「これがあるから頑張れる」というような存在はありますか?
数年前までは両親がいて、大事なペットもいたので、その時は働いている意味や守るものが家族でした。家族が喜ぶ顔を見たいから頑張っていたところがありましたが、数年前に両親も愛犬も亡くして、いま本当の意味でひとりなんです。
でも、全然悲観的になっていなくて。逆に、自分に向き合う時間が生まれて初めてできたんです。それはすごく貴重な時間で、いまはすごくフラットな状態。「何のために頑張れるか」と言ったら、いまは自分のためなんだと思います。
――芽衣子は幅広い年齢層の仲間と楽しく過ごしている姿が印象的です。
芽衣子は人に対して距離を作らないタイプだと思います。だから、アルバイトの20代の男の子・玉杉(のせりん)からも好かれているし、親友だと思っている若い女の子・カヲル(中田クルミ)とも対等に相談ができる。「対等さ」ってすごく大事で、その素直さが芽衣子の良さなのかもしれないですね。
――芽衣子が「おばさん」と言われて戸惑うシーンがありますが、実生活で年齢のことで何か言われて引っかかった経験はありますか?
20代から30歳になるときに、「三十路だ」と一瞬焦りませんか?でも、30歳になっても実は何も変わっていないし、むしろ20代よりも生きやすくて楽しかったりするんですよね。ただ、芽衣子も言っていますが、「年を取れば取るほど、責任だけが重くのしかかってくる」という気持ちは分かります。
――「おばさん」という言葉についてはどう感じますか?
それについては、こないだそう言ってきたバーテンダーと大げんかしました。よく知っている子なんですけれど(笑)。「おばさん」とか「おじさん」って、あまりいい言葉ではないので、気を遣う人はあえて言わないですよね。
「おばさん」も、実は「レディ先輩」という、良い言い方があるんですよ(笑)。ぜひ本編でチェックしてください!言葉って受け止め方次第だと思うので、まずは「おばさん=ネガティブ」みたいな風潮から変えていきましょう!
撮影:今井裕治
衣裳協力:
ストラ
ワンエーアールウノアエレ(ウノアエレ ジャパン)
ウノアエレシルバーコレクション(ウノアエレ ジャパン)
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