映画「Dr.コトー診療所」の本編序盤のおよそ6分間の映像が、今月31日までの期間限定で公開されました。
東京から僻地の離島(志木那島)に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助(吉岡秀隆)と、島の人々との交流を通して命の尊さを描く「Dr.コトー診療所」。
昨年12月16日の映画公開から20日目にして、観客動員数123万人、興行収入16億円を突破するヒットを記録しました。
解禁された本編映像では、2003年のテレビドラマ第1話で筧利夫さん演じる和田が修理してようやく乗れるようになった古びた自転車から一転、長年島民の命を守り続けて来たコトーに対して島民から感謝の気持ちで寄付された電動自転車に乗って往診へ向かうコトー先生(吉岡)の姿が志木那島の美しい自然とともに描かれます。
さらに、判斗(髙橋海人)、那美(生田絵梨花)を迎え、新体制となった診療所メンバーや、重雄(泉谷しげる)、星野正一(小林薫)、昌代(朝加真由美)夫妻、茉莉子(大塚寧々)ら、ドラマからお馴染みのメンバーの穏やかな日常が映し出され、約6分間という短い時間ながら、コトー先生と島民がそれぞれがおよそ20年の間変わらない志木那島の雄大な自然とともに歩んできた時間を映像を通して感じることができます。
<映画「Dr.コトー診療所」概要>
ストーリー
日本の西の端にぽつんと在る美しい島・志木那島。本土からフェリーで6時間かかるこの絶海の孤島に、19年前東京からやってきた五島健助=コトー(吉岡秀隆)。以来、島に“たったひとりの医師”として、島民すべての命を背負ってきた。
長い年月をかけ、島民はコトーに、コトーは島民に信頼をよせ、今や彼は、島にとってかけがいのない存在であり、家族となった。
数年前、長年コトーを支えてきた看護師の星野彩佳(柴咲コウ)と結婚し、彩佳は現在妊娠7ヵ月。もうすぐ、コトーは父親になる。二人と共に暮らす彩佳の両親・正一と昌代、漁師の原剛利、元漁労長の重雄や漁師仲間、スナックを営む茉莉子、今も診療所を手伝う和田らが、今日もそこで静かに暮らしている。
2022 年現在、日本の多くの地方がそうであるように、志木那島もまた過疎高齢化が進んでいる。それでも「まあ、コトーがいるから大丈夫だろう」そんな風に、皆心のどこかで思っていた。
コトーも今や52歳。蒼く広がる海や水平線、波の音、夜空の星の輝きは変わらないが、島は少しずつ変化している。そんなコトーの穏やかな日常にもある変化が忍び寄っていることを、誰もまだ気づいてはいない──。
製作 :フジテレビジョン
制作プロダクション :アットムービー
配給 :東宝
Ⓒ山田貴敏 Ⓒ2022 映画 「Dr.コトー診療所」製作委員会