「宝塚OG劇場」シリーズは、退団後もさまざまな場所で活躍する宝塚歌劇団の元スターに、輝く秘訣やこだわりを語ってもらうインタビュー企画。
最新の出演作にまつわる話はもちろん、宝塚歌劇団在団時のエピソード、そして、おしゃれで個性的なファッションもタカラジェンヌOGの魅力ということで、“こだわりの一着”を紹介してもらい、素顔に迫ってきました。
2022年は8人が登場。ここでは、取材時のこぼれエピソードなど担当記者によるコメントとともにプレイバック!今回は、凰稀かなめさん、彩吹真央さん、朝海ひかるさん、瀬戸かずやさんの4人です。
【凰稀かなめ(2022年1月19日掲載)】
▶凰稀かなめ 「舞台上のすべてを把握しようとしていた」 ある上級生からの教え
宙組男役トップスターとして活躍し、2015年に退団した凰稀かなめさん。サウンドアトラクションVoi Cine Walk®「よろずや探偵BOSS 〜K夫人の謎〜」でスナックのママ役を熱演。インタビューでは役作りについて語りました。
また、ファンからプレゼントされたという、お気に入りのドレスも紹介してくれています。
■担当記者のこぼれ話
寒い外での撮影でしたが、穏やかな表情で、いろいろなポーズを見せてくれた凰稀さん。インタビューでは、お芝居や舞台に対する思いを真剣に語る一方、愛犬の話になるとニコニコと笑顔になり、そのギャップが魅力的でした。
【彩吹真央(2022年2月1日/2月2日掲載)】
▶彩吹真央「天海祐希さんのお芝居に衝撃を受けた」演劇好きになったきっかけ
▶彩吹真央 宝塚歌劇団で演技指導「ファンの方がどこにキュンとするか」
彩吹真央さんは雪組男役スターとして活躍し、2010年の退団後は舞台を中心に幅広く活躍。舞台「僕はまだ死んでない」で演じた医師役について、そして宝塚歌劇団の演技指導の仕事について、芝居への考え方を多方面からじっくり聞きました。
■担当記者のこぼれ話
“こだわりの一着”では、宝塚時代から着ている「And A」のノーカラージャケットを持参。当初は、彩吹さんに手で持ってもらい撮影する予定でしたが、急きょ着用することに。衣装と私服、2パターンの着こなしをステキな笑顔とともに披露してくれました。
【朝海ひかる(2022年2月12日掲載)】
▶朝海ひかる「避けようと思っても避けられなかった」退団後に気づいた“宝塚の土台”
雪組男役トップスターとして活躍し、退団後も数々の作品に出演している朝海ひかるさん。「今年は、役者として新境地になるような作品に出演させていただく予定」と話していましたが、2022年は舞台「サロメ奇譚」「M.バタフライ」など、骨太な作品への出演が話題となりました。
■担当記者のこぼれ話
10代の少女・サロメを演じるにあたり「私がやっていいのかな」と、戸惑いも感じたという朝海さん。しかし、“こだわりの一着”の撮影では、お気に入りのスカートを広げた可憐なポージングで、“かわいらしさも備えた大人の美しさ”を見せてくれました。
【瀬戸かずや(2022年3月24日/3月25日掲載)】
▶瀬戸かずや「急に不安になったりもする」宝塚退団後の本音
▶瀬戸かずや ゴルフに夢中「タカラジェンヌはハマる!」
花組男役スターとして人気を博した瀬戸かずやさん。2022年は1stコンサート「The ALSTROEMERIA -アルストロメリア-」を開催したり、ドラマ『合コンに行ったら女がいなかった話』で、同じく宝塚歌劇団出身の七海ひろきさん、如月蓮さんと共演したりと、さまざまな姿を見せてくれました。
■担当記者のこぼれ話
宝塚時代は“花組のアニキ”の愛称で親しまれた瀬戸さん。撮影では“アニキ”らしいワイルドなポーズを決めたかと思えば、背景用の布にくるまってお茶目な表情を見せたり、インタビューで憧れの先輩について楽しそうに話したり。くるくる変わる表情が印象的でした。