デビュー15周年を迎え、数々の話題作に出演するなど、俳優として活躍している大原優乃さん(26)。
めざましmediaは、2026年公開の『教場』シリーズ集大成となる映画プロジェクト『教場 Reunion』『教場 Requiem』にメイン生徒役で出演する大原さんにインタビュー。
『教場』で主演を務める木村拓哉さんと対峙するシーンについて、役柄同様「私自身も緊張していました」と告白。
心身ともにハードだったという撮影現場の雰囲気や、木村さんから生徒たちへサプライズがあったことも明かしてくれました。
福原遥を参考に!「前作を超える」撮影の約半年前からトレーニング
大原さんは、2009年に「天才てれびくんMAX」のオーディションに合格し、同年11月にDream5のメンバーとしてCDデビュー。
2014年にアニメ「妖怪ウォッチ」で担当したエンディングテーマ「ようかい体操第一」が社会現象となり、レコード大賞・紅白歌合戦に出演。
2017年からはソロ活動を開始。グラビアモデルを務めるなど、瞬く間にブレイク。
現在は俳優として活動の幅を広げ、公開中の映画『天文館探偵物語』ではヒロインを務めるなど、話題作に続々出演しています。
――これまで数多くの作品に出演されていて、話題作『教場』の公開も控えていらっしゃいますね。
年齢を重ねるにつれて、いただく“役の幅”が広がってきているなという風に感じています。
――『教場』に生徒役として出演が決まった時は、率直にどう思われましたか?
過去作を全て拝見していて、生徒として現場に入らせていただけるということで、まずは「あの教場の制服に袖を通せるんだ」というところが嬉しかったです。
あとは、友達の福原遥ちゃん(2021年『教場Ⅱ』に出演)が、作品中すごく体力作りを頑張っていたのを近くで見ていたので、私自身も撮影の約半年前からトレーニングのメニューを変えたりして、体力作りに励んでいましたね。
細かくは言えないのですが、劇中で行うトレーニングの一環みたいなものをしていました。
あと、普段パーソナルトレーニングに通っていて、無酸素運動を重点的にやっていましたが、『教場』に向けて有酸素運動を増やしました。
――福原遥さんとは、最近も一緒にパリを旅行されるなど、プライベートでも親交があるそうですが、『教場Ⅱ』(2021年)に出演されていた福原さんに何か相談をしたりはありましたか?
シリーズとしては同じ作品になるんですけど、いい意味で、“前作を超える”くらいの気持ちで私たちは臨まないと失礼だと思っていたので、相談といった部分ではしていないです。
でも、『教場』のセットの隣が、遥ちゃんが主演を務めていた月9(『明日はもっと、いい日になる』2025年7月期/フジテレビ)のスタジオだったので、フジテレビの局内で会えたことが息抜きになって、癒やされていました。
そんな気合を入れて撮影に臨んでいたという『教場』で大原さんは、いずれは結婚して家庭を持つことを望んでいる木下百葉を演じます。
――役作りをする上で、どういったことを意識されましたか?
主に劇中で生徒が着ている衣装は、制服とジャージのどちらか2パターンだけになるのですが、私はそのジャージで、誰よりも目立つ“真っピンクのジャージ”を着ていました。もうそれだけで、彼女のキャラクターとしての情報が溢れていると思います。
今作は過去作よりも、生徒のメインキャストが多いので、その中でキャラクターをどう色付けしていくかというのは、常に考えながら現場にいました。
――シリーズで話題作ということもあり、演じる上でプレッシャーはありましたか?
そうですね。他の作品とはまた違った“緊張感がある現場”だと思っていました。
なので、まずはお芝居に集中できるように、体力をつけなきゃいけないと思って準備をしていたのですが、その準備をしても足りないくらい、とても過酷で。
撮影は夏の時期でしたが、冬の制服を着て、グラウンドに一日中いた日もあったので、体力的に今までにないハードな現場でした。
でも、訓練シーンではそろえなければいけない動作がとても多かったので、どうやったらそろうかというのを、生徒役のみんなで話し合いながら、手を取り合いながらやっていましたね。
今作で風間教官と対峙することになる第205期生徒キャストには、綱啓永さん、齊藤京子さん、猪狩蒼弥さん(KEY TO LIT)、佐藤勝利さん(timelesz)、中村蒼さんなど、豪華俳優陣の出演も話題に。
そんな生徒同士が手を取り合い、励まし合いながら撮影に臨んだという今回の撮影。
幅広い世代の俳優が集まる現場の雰囲気や、大原さん自身も「緊張した」と語る主演・木村拓哉さんとの撮影シーン、さらに、木村さんから生徒たちへサプライズがあったことも明かしてくれました。
