ザブングル加藤 感動ムードから「俺と漫才やってくれ!」
波乱の展開となるなか、最後に登場したのは、ザブングル加藤さん。
『キングオブコント2025』の解説中――専門家が小峠さんの審査を批判し始めたところで、「入って」カンペが。
加藤さんも、暴言を放ち「愛あるお叱り」をするのかと思いきや、長い付き合いの小峠さんが悪く言われたことに黙っていられなかったようで…。
加藤:誰の悪口言うてんねん。あいつのこと知ってんのか。俺が芸人やれてるのは、あいつのおかげなんや!
と、謹慎期間のあと、バイきんぐのおかげで『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ)に出演でき、小峠さんにからんで爆笑が生まれたことで、芸人を辞めることなく続けられたことなどを切々と語り始めました。
加藤さんの熱い語りに、スタジオが感動ムードに包まれていると、それを断ち切るかのようにキャスターアリタが「入って」カンペ。
小峠さんは、なんともいえない表情のまま立ち上がり、意を決して「しばらく笑い起きてねぇな!あんた出てきて、上手いこと行ってねーな」と、加藤さんに詰め寄り、スタジオに笑いが。
すると、これに加藤さんは「俺と一緒に、漫才やってくれ!」と、まさかの(番組ではおなじみの)反応。
数原さんが使ったスタンドマイクがスタジオ中央にあり、いつでも漫才を始められる状況で…。
小峠:(ニヤけながら)ちょっと待って…。あんた“ゼロ”(=ノープラン)で、きてるでしょ?
加藤:うれしいよ!
小峠:(目を見つめて探りながら)もう始まったら行くしかない。引くなら、今ですよ。まだ戻れますよ。
加藤:俺は、おまえとやりたい!
スタジオ:(大笑い)
小峠:いけるんすか!?(勝ち筋が)あるんですね?
加藤:いけるかどうか、ちゃうねん!やるしかないやろ!
と、お互いに肩をつかみ合って押し問答。
みな息をのんで見守っていましたが、小峠さんは無理だと判断したのか、加藤さんの下半身に襲いかかってもみ合いに。
それでも、加藤さんは「漫才やってくれ!」と食い下がったため、小峠さんは「なんなんだよ、この人」と天を仰いでその場に寝転がりお手上げ状態に。この瞬間、キャスターアリタから「失格」が言い渡されました。
大荒れとなった「2代目“入って”選手権」は、数原さんの審査により、小峠さんが優勝。
結局、またも喉を酷使&今後も2代目として酷使することになってしまった小峠さん。
最後に「やりやすかったのは、銀(今丼くん)。やりにくかったのは、加藤さん」とコメントすると、加藤さんが「漫才やってくれ!」と、まだ諦めず。
小峠さんがうんざりした表情を見せると、キャスターアリタが「勘弁してあげて」と声をあげ、スタジオが笑いに包まれました。
次回、12月12日(金)の『全力!脱力タイムズ』は、吉野北人(THE RAMPAGE)さん、あんり(ぼる塾)さんが登場します。
