12月24日(水)、國村隼さん主演のスペシャルドラマ『ドビュッシーが弾けるまで』が放送されます。

本作は、最愛の妻を失い人生の時計が止まってしまった男と、ピアニストの夢を絶った青年が偶然出会い、「ピアノ」と「ウイスキー」をきっかけに心を通わせ、互いの人生を奏で直していく奇跡を描きます。

國村さんは、本作で、クロード・ドビュッシーのピアノ名曲『月の光』など本格的なピアノ演奏に初挑戦します。

ある日レストランから聞こえたピアノの演奏に足を止め…

本作は、最愛の妻の失い、ふさぎ込む男・渡会喜一郎(わたらい・きいちろう/70)と、才能を持ちながら夢を諦めた青年・佐々木匠(ささき・たくみ/28)という、世代も性格も異なる二人の男が、思わぬきっかけで始まったピアノのレッスンを通して心を通わせ、止まっていた人生の時間を再び動かしていくヒューマンドラマ。

美しい『月の光』の旋律をめぐる交流と、ウイスキーを飲み交わす時間を通じて、二人はそれぞれの過去や傷と向き合い、やがて未来への一歩を踏み出し…喪失から再生の過程を描きます。

國村さんが演じるのは、商店街で代々続く小さな時計店を営む職人気質の主人公・喜一郎。

2年前に最愛の妻・小百合を失い、人生の時間も止まってしまったような感覚で孤独な日々を送っていましたが、ある日レストランから聞こえたピアノの演奏に足を止め、ピアノを演奏していた青年・匠と出会います。

喜一郎は、「ドビュッシーの『月の光』を弾いてほしい」という、小百合の生前の願いを叶えるため、匠とピアノレッスンを始めます。

その姿を見ていたかのようなタイミングで、亡くなったはずの小百合から手紙が届くようになり…。喜一郎は、小百合の願いを叶え、無事『月の光』を弾けるようになるのでしょうか。

國村隼

脚本は、第36回ヤングシナリオ大賞受賞の石田真裕子

脚本を手がけるのは、第36回ヤングシナリオ大賞で 「大賞」に輝いた、新進気鋭の脚本家・石田真裕子さん。第36回大賞受賞作『人質は脚本家』は、「脚本家が現実のドラマに巻き込まれたら」というユニークな発想から生まれた逆転コメディドラマで、12月20日(土)14時30分から関東ローカルにて放送されることが決定しています。

本作は、石田さんがヤングシナリオ大賞受賞後、初めて書き下ろす作品となります。

また『監察医 朝顔』(フジテレビ)、『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ)、『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ)で監督を務めた、平野眞監督が、石田さんの描く世界を丁寧に紡ぎます。

スペシャルドラマ『ドビュッシーが弾けるまで』は、12月24日(水)22時より、フジテレビで放送されます。