仲間たちとともに繰り広げられる群像劇的展開にも期待
テレビドラマ好きから見た『バントマン』
で、おそらく、こっちのほうが多いはず…。野球や中日ドラゴンズに興味はないけれどテレビドラマは好き…という方…。そもそも、野球なんて、ルールが複雑すぎて…という方が大半でしょう。
だけどこのドラマは、先にも触れたように、戦力外を受けた選手の再起の物語。プロ野球選手の知られざる苦悩を垣間見ることができる…その興味関心に加え、ヒロインの華(倉科カナ)は、野球とは無縁のフラットなキャラクターなので、ある意味、視聴者目線的役割。
彼女のドラマもふんだんに盛り込まれているので、主人公とともに、二人で、人生の再起をはかる!そんな人間ドラマにもなっています。
ですので、ひとまず、“バント”とは…3アウトチェンジの中で、1アウトを献上してまで塁を進めること…つまり、自己犠牲の戦術とだけ、頭において、それがどう、二人の人間ドラマとリンクしていくのか?見守りましょう!
野球を知らない人にとっては、野球も学びつつ、ドラマもしっかりと楽しめる作りになっています。そして、第1話後半から、第2話の予告を見る限り、RPG的な、仲間たちとともに繰り広げられる群像劇的展開にもなっていきそう!なので、その広がりも、楽しみです。
中日ドラゴンズファンとしても、テレビドラマ好きとしても、どちらの立場でもおすすめできる!!そう断言できる、ドラマに、仕上がっています!!
うん、だけどだけど、そうはいっても、この主人公の、背番号ですよ!!!(また急に)
その背番号とは…「23」…そう…それは…、かつて、あの、遠藤一星選手がつけていた、背番号…の…「23」!!!
そう!そうなの!!『顔だけ先生』の“えんどういっせい”につづく伏線!!うん、こりゃあ、もう、東海テレビドラマ部に、遠藤一星ファンが紛れ込んでいる!!に違いない!!よね?確定、ですよね!?ねぇ!?(東海テレビ方面に向かって)