<髙木由佳(プロデューサー)コメント>
橋本さんは、6年前に私の初プロデュース作品に出演してくださいました。なんといっても初めてのプロデューサーでしたので、戸惑うことや心折れることが多く、苦難の連続でした。そんなとき、橋本さんはヒロインとして等身大の女子高生を見事に演じてくださるだけではなく、「良い作品を作る」という目標のために、ともに走り抜いてくださいました。まさに戦友のような存在です。
そのときから、またご一緒したいと切望しておりましたが、このたびやっと実現できることとなりました。橋本さんの出演が決定してから、彼女の魅力を最大限に活かせる物語を考え探しておりましたところ、今作のモデルである脳神経外科医の先生の存在を知りました。
初めて先生にドラマ化のお話をさせていただいたときは、モデルになることをご遠慮されていたのですが、どうしても諦められず、何度もお話させていただき、ついに今後の医療の発展に貢献できるのなら、というお言葉を頂戴しました。
橋本さんと先生の初顔合わせは、波長が合いすぎて、初めて会った2人には見えませんでした。そのときに、唯一無二の医療ドラマが誕生すると確信しました。
ヤンキー×医者という漫画のような設定ではありますが、しっかり命と向き合って作っている作品です。このドラマが1人でも多くの方の心を動かし、医療に関する理解が深まるとうれしいです。
