<ストーリー>
都立お台場湾岸医療センターに、新米ドクター・田上湖音波(橋本環奈)がやってくる。
清楚なかわいらしい服装で、すれ違う人々も思わず「アイドル?」「今の子、見た?」と漏らすほど容姿端麗。病院内をザワつかせながらさっそうと歩き、脳神経外科のスタッフルームに辿り着く。
ルーム内では脳神経外科医・大友と循環器内科医・村井が、緊急搬送されてきた救急患者をどちらの科で対応するかもめていた。緊急にも関わらず押しつけ合う2人に「ええ加減にしやあ!たぁけかっ(愚か者)」と、ドスのきいた岐阜弁でタンカを切る湖音波。
驚く大友と村井から不審者扱いされるなか、かつて湖音波の命を救った中田啓介がやってくる。自身が医師になるきっかけにもなった中田との久々の再会に「…うす」と照れる湖音波。そして、中田指示のもと、救急患者の手術を湖音波が執刀することになるが、見事な手さばきでカテーテル手術を成功させる。
手術後、「自分、変わったっしょ?」と再会を喜ぶ湖音波に対し、中田は「何も変わってなく見えるが?」と素っ気ない。さらには、病院幹部にこびへつらい、合理的な組織の犬のようになってしまった中田の姿に「なんか中田先生、ダサいすわ」と湖音波はうんざり。
そんな彼女に、中田は「13年も経てば、人は変わる」と返すのだった。
その後もガチガチなルールだらけの勤務環境や事なかれ主義のヌルい同僚たちの姿にあきれるも、ヤンキーあがりのポジティブマインドで突っ走りながら患者と向き合っていく湖音波は…。
