<渡部篤郎 コメント>

佐久間は、いわゆる破天荒で型破りな刑事ということでもなく、きちんと正義感のあるベテラン刑事です。そうした意味でも、正義感が役柄にも投影されています。基本は、プロデューサーと監督主体で演出をされていて、しっかりと事前打ち合わせをしていますので、役どころについては、自分発信というよりも現場の意向を忠実に形にした役作りをしています。

玉木さんとは、二度目の共演で気心も知れており、メンバーの中では岡崎さんはお若いですが、男性陣の年齢はみんな高めですので、リラックスしてテンポも良く、とてもいい雰囲気で撮影は進んでいます。今作は、よくありがちな犯罪を暴くという作品ではなく、「保険金」というものをテーマにした作品ですので、新しい切り口の作品としてお楽しみいただきたいです。