雷鳴とともに始まった『SOMEBODY’S NIGHT』では、横に長いステージの両端まで歩を進め、7曲目の『カサノバと囁いて』を歌った時点で白シャツは汗でぐっしょり。ファンの歓声を全身で浴びるように両腕を広げ、セクシーに腰をくねらせます。
ツアー初日に「ビビっていたけど、もうやるしかないじゃん!」
2度目のMCでは「Thank You、ドーム、いいね!(日本)武道館をバーッと大きくした感じ。ツアーの開幕が近づいてきて、正直『俺、やれんのかな?』ってちょっとビビっていましたけど、あっという間に初日がきて、もうやるしかないじゃん!幸せです」とニヤリ。
さらに、「気づいたらヤザワもいい年になりましたよ。まさかこんなに長く歌うことができるとは思ってもいなかった。今年の初め、アメリカに行ったときにイミグレーションで職業を尋ねられて『ロックシンガー』と答えたんだけど、証明できるものを何も持っていなくて。そんなときのために一昨日、このツアーのポスターをスマホで撮りました」と明かしました。
「シブい曲を歌います」とアコースティックギターを抱えながら、『もう一人の俺』を披露。哀愁漂う歌声に客席から温かい拍手が送られ、『ワン・ナイト・ショー』ではステージ前方で特効の火柱が上がり、ステージを盛り上げます。
バンドメンバーのソロ演奏に続いて登場した矢沢さんは、カジュアルなファッションにチェンジ。細身のレザーパンツが無駄のない肉体をより一層、際立たせます。
