矢沢永吉さんが圧巻のステージを披露しました。

ソロデビュー50周年を迎えた矢沢永吉さんが「EIKICHI YAZAWA LIVE in TOKYO DOME 『Do It!YAZAWA 2025』」を11月8日(土)、9日(日)の2daysにわたって開催。11万人を動員しました。

1972年にCAROLのメンバーとしてデビューし、1975年4月13日の日比谷野外音楽堂公演をもって解散。同年9月に1stシングル/アルバム『I LOVE YOU,OK』でソロデビューした矢沢さんは、唯一無二のロックスターとしてミュージックシーンのトップに君臨。

東京ドーム公演は2018年以来7年ぶりで、日本人アーティストとしては76歳の矢沢さんが最年長。広いドーム内では、白いスーツやリーゼントで“正装”したファンが開演前から「永ちゃんコール」やウェーブで盛り上げ、祭りを存分に楽しもうという気合いが伝わります。

矢沢永吉 オープニングから華麗なマイクターンを披露!

照明が落ち、場内が青い光で包まれると、ベルベットのロングコートを着た矢沢さんが登場。オープニングの『レイニー・ウェイ』からマイクスタンドを豪快に回転させ、王者の貫禄を見せつけます。

「ようこそ、いらっしゃい!東京ドーム2日目、一緒に行こうぜ」と呼びかけると、5万5千人のファンが地響きのような声で応え、2曲目の『Rambling Rose』へ。紫の照明が妖しく光る中、矢沢さんはジャケットを脱ぎ捨て、白シャツ姿に。

『ゴールドラッシュ』では力強く伸びる矢沢さんの美声に、場内から自然と拍手がわき起こり、先ほどまで野太い雄叫びをあげていたオーディエンスも静かに聴き入ります。

MCに入ると「ソロになって50年、あっという間だったよ。2年半でCAROLが終わることになって、『この先どうする?』となったとき、俺は26歳。一人でも(ステージを)張れるでしょ、絶対にテッペンを掴んでやろうと思ったね」と回想し、「ゆっくり最後まで楽しんでいってください」と満員の客席に呼びかけました。