最終話の配信から約2週間。ネット上では『アナコロ』ロスを嘆く声やシーズン2、映画化を熱望する声が続出。そんな“アナコロ”民の心のすき間をうめるべく、めざましmediaは和田さんと髙橋さんを緊急直撃!

それぞれが選ぶ名場面や今だから明かせる裏話、そして、『アナコロ』を愛してやまないファンの皆さんに向けたメッセージをもらいました。

和田雅成と髙橋大翔が選ぶ名場面ベスト3

<和田雅成 編>

1位 車内で小鳥を両手でつつみ込んでいるときの2人の会話(1話)

※該当シーンではありません

2人の空間を、会話を、何の意識もせず、そこに存在していた感覚がありました。

2位 朝日(堀海登)の墓参り(3話)

撮影当日は雨天だったのですが、途中で雨があがり、晴れの日では撮れない美しい映像をおさめることができました。

3位 クランクイン

小田島との邂逅シーンがクランクインでした。「この座組はどういう作品づくりをしていくのだろう」とよい緊張感とワクワクがありました。

<髙橋大翔 編>

1位 車内で小田島が気持ちを吐露するシーン(6話)

このシーンのために役作りを重ね、気持ちを作っていきました。ただ、それだけではなく、本番で和田さんが僕の頬に手を添えてくれて、その手が優しくて本当に温かかったんです。そこで、自分が考えてきた以上のものがあふれ出てきて、2人だからこそ生まれたクライマックスだったのではないかなと思いました。

2位 朝日との別れ

この物語において、小田島の核となるのはやはり朝日との別れなんですよね。朝日への気持ちが深ければ深いほど、作品に重厚感が出ると思っていました。本番では「カット」がかかっても涙が止まらなくて、わりと早い段階での撮影ということもあり、「ここまで自分の中に小田島が存在しているなら大丈夫」という自信にもつながりました。

3位 車内での会話(1話)

※該当シーンではありません

“フーフーラーメン”が視聴者の方から人気の高いシーンだと思いますが、僕はその前の、片岡が小田島に「こいつ(小鳥)死ぬか?」と尋ねたシーンが印象に残っています。車内にはカメラマンさんもいなくて、2人だけの空間。静寂での密室感は、お互いの呼吸、仕草、目線、すべてを感じとれるような不思議な瞬間でした。

物語としてはまだお互いのことを何もわかっていない場面なのですが、演じている自分たちは初めてここでつながることができたような気がしました。