――今だから明かせる裏話やハプニングがあれば聞かせてください。
和田:最終話のキスシーン。本来、テストでは実際にキスをする必要はないのですが、大翔からキスをいただきました。
髙橋:銃で撃たれた朝日を駐車場から担いでいくシーンで、求められている以上に必死さやボロボロ感を自分たちで演出しすぎた結果、画角から外れるくらいに転んでしまったり、呼吸を荒くしすぎて酸欠となり、立てなくなってしまったりということがありました。バランスは考えなければいけないなと反省しました。
和田雅成と髙橋大翔がそれぞれに伝えたいことは…
――国内外から多くの声が寄せられ、タイでの配信も決定しましたが、反響をどのように受けとめていますか?
和田:この作品の魅力がたくさんの方に伝わっていることが本当に嬉しいです。「まだまだいくぞ!」という思いです。
髙橋:BLと任侠ものは海外でも人気が高いジャンルだと思うので、和田さんと「海外で流行るといいね」と話していました。ただ、予想以上の反響で。全身全霊で挑んだ作品が、言語を超えてたくさんの方に楽しんでいただけていることは、役者として心から嬉しいです。
――全話の配信を終えた今、お互いに伝えたいことはありますか?
和田:俺たちの旅は終わらない。
髙橋:お芝居、現場での立ち振る舞い、宣伝を含め、頼りになる和田さんが片岡で本当によかったと心から思っています。和田さんとだから起こせた化学反応がたくさんあります。生意気な後輩かもしれませんが、今後もいろいろと頼らせてください!
――作品を愛してくださった皆さんへメッセージをお願いします。
和田:皆様のお声が自分たちの生きた証です。本当に幸せです。ありがとうございます。旅の続きでお会いできるよう尽力いたします。
髙橋:和田さんやスタッフの皆さんと、作品についてとことん向き合った自信はありましたが、『アナコロ』は近年制作されているBL作品の空気感と違うので、見ていただけるかどうか不安がありました。
しかし、国内外問わず、たくさんの方から反響をいただけて本当に嬉しいです。ありがとうございます。もっともっと大きな風穴を開けたいです。引き続き、僕たちの旅路を見守っていてください!
(c)2025「あなたを殺す旅」製作委員会
