最後はwacciが登場。asmiさんをフィーチャリングに迎えたwacciの「リバイバル」が現在『めざましどようび』のテーマソングとなっており、去年は「めざましライブ」に初出演し番組との関係が深いバンドです。

1曲目は、恋愛ソングの新定番「別の人の彼女になったよ」。会場内のwacciファンだけでなく、yamaファン、ももクロファンも総立ちで体を揺らせて聞き入っていました。MCでは「wacciです。『めざましテレビ』30周年おめでとうございます!このライブの順番あっていますか?yamaさんのかっこよさ、ももクロさんの盛り上がり…そのあとに大丈夫でしょうか?」とおどけ、会場が笑いに包まれました。

2曲目に選んだのは、2022年にリリースし10代を中心に支持されストリーミング総再生回数は2.5億回を突破した「恋だろ」です。

実はボーカルの橋口さんは、『めざましテレビ』の軽部真一アナと「カラオケ友達なんです」と告白。この「恋だろ」は軽部アナの十八番で、次回は3月にカラオケへ一緒に行くことを約束しているそうです。

続いて、橋口さんが「楽曲を提供させていただいている方がいます。その方のソロコンサートでもご一緒させていただいたことあるのですが、この刈谷でもコラボさせていただいてもいいですか?高城れにさーん!」と、ももクロの高城さんを舞台へ呼び込むことに。

客席からは「うぉーー!」と歓声が湧き上がり、衣装を替え登場した高城さん自身も「まさかこんな形でコラボさせていただけるなんて、とってもうれしいです」と感激。高城さんのオフの姿である“もう一人の私”をテーマにした「じゃないほう」をしっとりと歌い上げました。

ここでがらりと雰囲気が変わりアップテンポの「フレンズ」を。橋口さんは「タオルがある人はタオルを、こぶしでもいいので回せるもので回して。みんな素晴らしい!」と大絶賛を送りました。歌詞の一部を、「この街、刈谷で出会えたー」と刈谷バージョンに。

続いて「最上級」のイントロが始まると「さぁ刈谷、声出していこう!とさらに盛り上げました。途中の「ウォーウォー」とハモるところを観客に任せると、「すごいじゃん!もう一回ちょうだい!みんなすごく声が出るね」と絶賛、会場の熱気は最高潮に。

MCでは「最高の声をありがとうございます!刈谷のみんなはすげーな!また愛知に帰ってきたいと思います」と語り、最後に2019年に『めざましテレビ』で放送した東京オリンピック企画「日本つながるプロジェクト」の応援ソング「空に笑えば」を熱唱しライブを締めくくりました。

三宅アナから「良かったです!」と大絶賛されると、橋口さんは「みんなと音楽でひとつになれて本当に最高でした。高城れにさんとのコラボでは、皆さんがほぼれにさんを見ていましたね。そりゃそうだよね!」と会場を笑わせました。

また、刈谷にまつわるメンバーのエピソードも披露。全国ツアーで立ち寄った「刈谷ハイウェイオアシス」の観覧車に乗った時、高所恐怖症の小野裕基さんが大号泣してしまったとのことで、その時の泣き顔写真がモニターに映し出されました。小野さんが「すごく高いところをゆっくりと…もう乗らないです!」と振り返り笑いを誘っていました。

観客からの質問として「どういうときに歌詞が浮かびますか?」と問われると、橋口さんは「日常生活で思い浮かぶことはメモをしています。喫茶店が多いですね。浮かばなかったらカフェを4軒らいはしごするんです」と語りました。

また、約30年前のメンバーの写真が披露されると、三宅アナから「ドラムの横山祐介さんがわんぱくそう!」、「橋口さんはすでにお顔ができあがっている!」などといじられ皆で笑いあっていました。