6月7日、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2022」(略称:SSFF&ASIA)が開幕。オープニングセレモニーが行われました。
24回目を迎える映画祭で、「Meta Cinema(メタ シネマ)~超える・見つける・始まる」をテーマに、世界約126の国と地域から集まった5720本以上の中から、選りすぐりの約200作品を上映します。
セレモニーには、人気俳優がショートフィルムの監督に挑戦するプロジェクト「アクターズ・ショート・フィルム2」に挑んだ青柳翔さん、玉城ティナさん、千葉雄大さん、永山瑛太さん、前田敦子さんらが出席。
初めて監督した作品で「苦労したことや面白かったこと」について答えました。
「いくえにも。」を制作した青柳さんは「編集で(自分が演出した)芝居を振り返るのがすごく楽しかったです。苦労したことはそんなになくて、悩んだ事も含めて楽しかったので、キャストの皆さんに助けられたと思っています」とコメント。
「物語」を制作した玉城さんは、青柳さんと同じく楽しかったことを編集作業とあげて、「撮影は自分の中ではスムーズに進んだと思っていて、初めての経験に難しさと面白さがありました」とコメント。
「撮影の前段階の衣装合わせや技術打ち合わせが大変でした」と話しました。
「あんた」を制作した千葉さんは、監督の他に伊藤沙莉さんとW主演として出演。「今回、脚本を自分が書いて、出演もしたんですけど、自分が書いたはずの脚本なのに『誰が脚本を書いたんだろう』と思うくらい覚えるのが大変でした」と苦笑い。
大変だったことは「編集と音楽」とあげて、「いくらでもやりようがあって、選択肢があったので、自分が何を本当に伝えたいのか、そういったところを見極めていくのが楽しくもあり、難しかったなと思います」語りました。
「ありがとう」を制作した永山さんは「脚本、キャスティング、ロケの打ち合わせ、ロケハン、撮影、編集、すべて楽しくて有意義な時間でした」と笑顔で話しました。
前田さんは「今回は根本宗子さん(脚本家)に脚本を書いていただいて、根本さんとの打ち合わせはガールズトークをしているかのようでした。自分のやりたいことを掘り起こしてくれて、すごく面白い女子同士の会話が出来上がっていたので感謝しています」とコメント。
「仲のいい柳英里紗ちゃんと三浦貴大くんに出演していただいたんですけど、(監督として)違う立ち位置でお芝居を見るのはすごく楽しかったです」と話しました。
また、セレモニーでは各賞が紹介され「ミュージカル」をテーマとしたコンペディション「アミューズミュージカルアワード」プレゼンターとして柚希礼音さん、「U-25」部門のプレゼンターとして黒木瞳さんも登場しました。