普段は一般公開されていないバックヤードの水槽にたった1匹で漂うクラゲの姿が…

今回は、「人気スポットの裏側 密着できるだけ24時!!」を放送。

左から)小杉竜一、吉田敬、橋本和花子

神戸須磨シーワールドは、560種類・約2万匹もの生き物が暮らしている連日大盛況のスポット。ペンギンやアザラシといった海の人気者や、毎日開催しているイルカのパフォーマンスなどを見ることができます。

特別に許可を得て、普段は一般公開されていないバックヤードへ潜入すると、水槽の中にたった1匹で漂うクラゲの姿が…。

これについて、飼育部門魚類展示課長の大澤彰久さんは「これは、ツノクラゲで、海へ採集に行ったメンバーがたまたま見つけてきたものです。今は、1匹しかいないので、安定するまで展示の方に持っていけません。瀬戸内海での発見は、過去の記録では3年に一度くらいの頻度ですね」と激レアぶりを紹介。

すると、小杉さんは「たまたま海にスタッフが行ったら、それがいたんや。『あっ、ツノクラゲや!』って、ようわかりましたね」と、プロの眼力に驚きの声をあげます。

小杉竜一

吉田さんが「安定してきたらお客さんの前に出すということですけど、“安定”ってどういうことですか?」と尋ねると、「クラゲってすぐにバランスを崩してしまうんですね。ちゃんとエサを食べさせられたり、水流にきれいにのせられたり、そういう管理ができるようになった段階で、お客さんの前に出します。水槽にぶつかりますと、形が崩れることがありますし、なにせ1匹しかいませんので」と、知られざるクラゲ展示の裏側が明かされます。

吉田敬

レアなクラゲはこれだけにとどまらず、バックヤードの水槽では、“ナンヨウタコクラゲ”の仲間が神秘的な色合いを見せます。

「実はこれ、クラゲを採ろうとして採ったのではなくて、たまたまサンゴ岩を別の水槽に移動したら、このクラゲの子どもが見つかりまして。育てていきましたら、ナンヨウタコクラゲだということがわかったんです」と大澤さん。

小杉さんが「これは、ライトで光ってるんですか?」と尋ねると、「若干そういう面もあるんですけど、もともと青みは少し持っていますね。また『褐虫藻(かっちゅうそう)』という植物プランクトンの影響で、赤茶色に見える個体もいます」と説明し、吉田さんも「同じ種類やのに、色が違うんですか!?」と驚きを隠せない様子。

左から)田崎佑一、トキ、武田真治

ほかにも、西日本で唯一行われている、シャチのパフォーマンスの舞台裏に密着し、シャチとトレーナーの強い絆(きずな)を紹介。

また、普段見られない閉館後の生き物たちの撮影にも成功し、夜行性のカブトガニの驚きの生態や、チンアナゴたちの仰天行動などが次々明らかとなります。

今回、もう一ヵ所“できるだけ”24時間密着するのが、大阪と世界を結ぶ交通の要で、今年開港30周年を迎えた関西国際空港。

月約250万人もの人が利用するなか、現在開港以来初の大規模リノベーションが進められていて、ショッピングやグルメを楽しめるエリアもさらにパワーアップ。

日本食をおにぎりで挟んだ「Onigiri Burger(オニギリバーガー)」などの新グルメを紹介します。

さらに、離着陸する飛行機を地上から支えるグランドハンドリング、通称“グラハン”と呼ばれる人たちに密着。関西国際空港でも数少ない、すごい技術で飛行機を運ぶ女性スタッフも登場します。

左から)田崎佑一、トキ、武田真治、小杉竜一、吉田敬

『ウラマヨ!』(関西ローカル)は、10月26日(土)13時より、カンテレで放送されます。

最新放送回は、カンテレドーガTVerで無料配信中!

番組ページ:https://www.ktv.jp/uramayo/

公式X:https://twitter.com/ktv_uramayo