水嶋凜「このまま演じ続けたらおてんばになりそう」と照れ笑い

公開稽古を終えた水嶋さんは、役柄について「エウリディケは感情も豊かですし、言いたいときに言いたいことを素直に発言するので、このまま演じ続けていたら、すごくおてんばになりそう」とコメント。

その夫であるオルフェに扮する和田さんは、「音楽を愛して、エウリディケを愛して、稽古場からそうでしたけど、幸せな日々を過ごしています。オルフェを演じながら、いろんなことに夢中になるのは素敵だなと教えてもらいました」。

 

和田雅成(後)と水嶋凜(前)

エウリディケの父を演じる栗原さんは「僕は実際には子どもがいないんですけど、水嶋さんと親子を演じて、自分の中の父性を確認できました。本番に向かって、精一杯、娘を愛したい」。

「危険でおもしろい男」と「地下の国の王」役の崎山さんは、「公開稽古での気づきもあって、自分の中でもうちょっといろいろできるなと思いましたし、まだ見つけられていない部分が多いなというのが正直な感想。白井さんにギリギリまでご指導いただいて、自分なりにブラッシュアップしていきたい」と意欲をのぞかせました。

 

崎山つばさ(左)と水嶋凜(右)

そんなキャスト陣を前に、白井さんは「皆さん、すごく頑張ってくださって上々の出来栄えだった」と満足そうな表情を。

続けて、「12月上旬ぐらいから稽古をさせていただいて、台本だけだと難解な部分もある作品なのですが、意味合いをお伝えしながら稽古をして、若いっていいなと思いました。皆さん、伸びしろがあって、どんどん伸びていってくれるからどんどん稽古もしたくなる」といい、「明日も(稽古を)しようかな」と本番直前まで追い込むことを“予告”しました。

稽古場では、ベテランの栗原さんが娘役の水嶋さんに対して白井さんの演出意図を丁寧に伝えていたそうで、これに白井さんは「お顔まで似ているように見えてきて、本当の親子みたい」と表現。

すると、栗原さんが「余談なんですけど、以前、お母様(斉藤由貴さん)と夫婦役を演じたことがあるんです。だから、実質、水嶋さんとは親子(みたいなもの)」と紹介。

 

水嶋凜(左)と栗原英雄(右)

そこへリポーターから「お母様の観劇予定は?」と質問が。

水嶋さんは「最近、あまりしゃべっていないので」と発言した後に「仲が悪いとかじゃないですよ」と慌てて補足し、「絶対に観に来ると思います」と笑顔で話しました。