店内をのぞくと、店主らしき浦部沢邦夫(堀部圭亮)と店員の沙也加(志田未来)がいる。整がまだ営業中か尋ねると、閉めようとしていたと言う邦夫。

ところが、沙也加は年明け早々の客を返してはダメだと邦夫をたしなめて、整とライカを迎え入れた。

沙也加の言葉から、邦夫とは父娘の関係らしい。

整(菅田将暉)に自身の“真実”を明かすライカ(門脇麦)

席に着くと、数字の暗号で整に何かを伝えるライカ。整はめんどくさがりながら「自省録」で確認する。

その後、焼肉を食べ始めた2人。整に手首のためらい傷を見られたライカは、これをやったのは自分ではないと言い、妹・千夜子の話を始めた。

まず、ライカは千夜子は妹ではなく、この世には千夜子しか存在しないと言う。そして、自分は解離性同一性障害、いわゆる多重人格の千夜子が生み出した別人格の1人だと告白した。

父親から暴行を受けていた千夜子はライカたち別人格を作り、自身は閉じこもっていった。千夜子は表に出た時、死を選ぼうとするのでライカたちが必死に眠らせていたと言う。

ライカは表に出たときに、“炎の天使”と呼ばれていた香音人(早乙女太一)と下戸陸太(岡山天音)に会い、両親の殺害を依頼したのだ。

その後、精神科病棟に入った千夜子は落ち着きを取り戻し、別人格は役割を終えて徐々に消えていき、最後に残ったのがライカだった。