5月19日(火)に自動車メーカーBMWの「JOY+ : Clean Energy PROJECT」キックオフイベントが開催され、俳優の伊勢谷友介と小説家の羽田圭介が登壇した。
「JOY+ Clean Energy PROJECT」は、サスティナブルな社会(※)を実現するための同社による取り組み“Clean Energy PROJECT”の一貫として始められたプロジェクト。大幅な価格改定の実施によって、電気自動車などのクリーン・エネルギー自動車がより親しみやすく、身近な存在となることを目指すキャンペーンだ。
※地球の環境を壊さず、資源も使いすぎず、未来の世代も美しい地球で平和に豊かに、ずっと生活をし続けていける社会のこと。2015年の国連サミットで採択された国際目標「SDGs」の一つ。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、イベントはオンラインで行われ、取材陣向けに映像がライブ配信された。
トークイベントの冒頭で、新型コロナウイルス感染拡大に伴う“Stay Home”の過ごし方について伊勢谷は、「もともと“おうち好き”だったので、心ゆくまで“おうち時間”を楽しんでいます」とコメント。また具体的に何をして過ごしているかを聞かれると「大好きな金魚や熱帯魚、植物を愛でて楽しんでいますよ」と笑顔で回答した。
一方で、仕事柄、普段から家にいることが多いという羽田は「逆に、外に出なきゃいけない仕事の時には、開放感を得られてうれしいです。移動そのものが気分転換になりますね」と、外出自粛生活の中での楽しみを明らかにした。
車の購入意識に関する調査結果を受け、伊勢谷は「確かに自分も若い時は、よく見てもらいたいから自分を着飾っていた」と回顧しつつ、「現在の人類は生きてて楽しいこと、幸せなことにフォーカスしがちだけど、今後の世界のために自分たちは何ができるのかをしっかり想像していく必要がある。安全性能や環境性能にしっかり配慮して車選びを行ってほしい」と環境問題に対して深く切り込んだ意見をする場面も。
そして、自身の著したエッセイ本「羽田圭介、クルマを買う。」の中でさまざまな車の試乗を繰り返し、実際に「BMW 320d」を購入した縁を持つ羽田。自身の車選びのポイントを聞かれ「燃費はそこまで気にしていなかったんですが、燃費がいいと結果的にガソリンスタンドに行く回数が減るのでとても楽です」と回答。
すると「夜中にスノボに行って、山道でガソリン減って焦ることがあるから、それすごく大事(笑)」と伊勢谷も同調し、車好き同士の“あるある”で盛り上がった。
無類のバイク好きとして知られる伊勢谷は「今回、新型コロナウイルスの感染拡大により、自分自身が自分の持ち物の範囲内で過ごさなければならない現実を実感させられた。そういった世界が今後もやってきた時に、自分のこだわるものには十分にエネルギーを注ぎたいし、結果的にそれが自分を元気づけてくれるエネルギーになっているんです」と、自身の持ち物への愛を吐露。
羽田は、イベントが行われた会場へ、伊勢谷がBMWの愛車に乗って来るかもしれないと思い、ヘルメットを持参していたことを告白。続けて、「敷地内でちょっと乗らせてもらえないかなって思ってたんですけど(笑)」と語り、予想外のおねだりを受けた伊勢谷の爆笑でイベントは幕を閉じた。