堀田真由さんが声優に初挑戦したアニメーション映画「ブルーサーマル」の公開直前イベントが2月28日に行われ、堀田さん、島﨑信長さん、榎木淳弥さん、小松未可子さん、橘正紀監督、主題歌を担当したSHE’Sが登壇しました。
この作品は、小沢かなさんの漫画「ブルーサーマル 青凪大学体育会航空部」が原作。上昇気流(サーマル)を捉えることで飛翔する航空機・グライダーでスピードを競う大学航空部の部員たちの奮闘を描いたアニメーション映画です。
イベントでは、映画の内容にかけて「一目ぼれしたもの」を質問される場面も。
堀田真由「人生で初めての一目ぼれでした」
堀田さんは、「実家にいるワンちゃんなんですけど、実家に迎え入れるときに一目ぼれして迎え入れたんです。たくさんいたワンちゃんの中で、そのワンちゃんだけ私の服の中に入ってきたんです。その時に、『この子はウチに来る子だ!』ってなったのが人生で初めての一目ぼれでした」と明かしました。
島﨑さんは、「こんなすごい心温まる話のあとで、言いづらいのですが、『指ぬきグローブ(指部分が露出した手袋)』って知っていますか?よく中二病の代名詞として知られているんですけど、僕は昔、指ぬきグローブに一目ぼれして買いました。かっこいいと思って!」と力強く語りました。
続けて、「それを着けて、ゲームセンターに行って格闘ゲームとかをしていました。そんなのを着けてカッコつけているのに、当時まだゲームセンターにしかなかったアイドルを育成するゲームを一生懸命やっていました。以上です!」とコメントし、榎木さんは「あいたたた…」と苦笑い。
榎木さんは、「僕も堀田さんと似ているんですけど、昔飼っていた犬が動物病院でもらってきた犬なんです。先生に『どの子がいい?』って言われたんですけど、唯一、僕に歯向かってきた犬がいたんです。全然なつかないし、唸っているし、触ろうとすると噛んでくるし…。でも、『こいつ、生きがいいな!』と思って飼ったら、18年くらい長生きしてくれました。『あの、反骨精神は生命力に繋がっていたんだな』と思って、それが一目ぼれでした」とニッコリ。
小松さんは、「基本的に私は一目ぼれは全くないんです」と前置きをしつつ、「一目ぼれをされたことがあるんです」と告白。
そして、「高校生の頃に上京をしてきて、池袋を人ごみの中歩いていたら、『すみません、そのスカートはどこのですか?』って話しかけられたんです。『えっ…。これは、お母さんがイオンで買ってくれたやつ…』としか言えなくて。都会の人の探求心にびっくりしてしまって、『もう少し細かくブランドとかを覚えていればよかったな』と。一目ぼれのエネルギーはすごいんだなと思いました」と振り返りました。
作品概要
高校時代、バレーボール一筋で頑張ってきた都留たまき(堀田真由)。サークル活動や恋愛などで充実した、“普通の大学生活”に憧れ長崎から上京するも、入学早々とある事故でグライダーを傷つけてしまう。その弁償のために“体育会航空部”の雑用係をすることに。
思い描いていた大学生活とはかけ離れた環境に不満を抱いていたが、主将である倉持の操縦するグライダーで初めて「空」へ飛び立った瞬間から、一面に広がるその美しさに魅了されていく。
「もっとたくさん飛びたい!」とだんだん「空」の世界に夢中になっていくたまき。
彼女の天真爛漫な性格は周りを明るく照らし、気づけば、共に練習に励む先輩の空知や同期との間にも固い絆が生まれていくのであった。そこには、確かに彼女の求める“充実した大学生活”が存在していた。
ところが、他校との合同合宿で仲たがいしていた姉・ちづると再会する。
時を経ても冷たい態度の姉に「空」の世界にいることを否定され、下を向いてしまうたまき。
更に、初めての大舞台・新人戦では強力なライバルも現れ、
周囲からのプレッシャーに動揺を隠せない。
「自分らしく飛んで来い」
倉持の言葉で上を向くことができたたまきは、さまざまな人の思いを乗せて、大空での戦いに挑む。
果たして、「空」に恋した彼女は“幸せになれる風ブルーサーマル”を捕まえることはできるのか―。
アニメーション映画「ブルーサーマル」は、3月4日(金)より全国公開。
© 2022「ブルーサーマル」製作委員会
配給:東映