ミュージカル単独主演記録1位を更新中のミュージカル「Endless SHOCK-Eternal-」。堂本光一さんが作・構成・演出・主演を務めています。
コロナ禍で完全な状態で上演することができなくなった「Endless SHOCK」(本編)を、期待を少しでも損なうパフォーマンスはできないとの思いから、最大限可能なパフォーマンスを新たに盛り込んだ新演出の作品として「Endless SHOCK-Eternal-」は生まれました。
今回は、ライバル役に北山宏光さん(9月博多座公演)、佐藤勝利さん(4・5月帝国劇場公演)の出演が決定。2月17日に出演者が出席する製作発表が行われ、それぞれの作品の思い出やキャスティングの理由などについて語りました。
「『お前、飽きただろう!』と光一くんに言われました」
作品の思い出について聞かれた佐藤さん。
「何度も観させていただいていて、『お前、飽きただろう!』と光一くんに言われました。心が突き動かされて観に行っているような、僕にとって憧れの舞台です」とコメントしました。
それに対し、堂本さんが「本当に毎回来てくれてたよね!飽きるんじゃないかなと思うくらい」と語りかけると、「ふぉ〜ゆ〜さんには、“おかわりSHOCK”って言われてました」と笑顔を見せていました。
また、出演が決まった時の感想については「自分の中でも大きな作品ですし、この役が自分に務まるのか不安もよぎったのですが、光一くんに背中を押してもらって、自分の中でスイッチを入れて、帝国劇場に立ちたいと思います」と力強く語りました。
同じ質問に北山さんも、「光一さんは覚えてないかもしれないですけど、僕も『飽きただろう!』と言われたんですよ」と告白。
続けて「音楽一つ聞くにしても、(初めて観た)当初のことを思い出したり、青春と重なる部分があったり、年に一回観ると、自分がこのようなお仕事をさせていただけるのは、このジャニーさんの思いがあるからなんだろうなという気持ちにリセットさせてもらえる場所です」と思い入れを語っていました。
そんな2人に対して堂本さんは、「ガッツリと一緒に仕事をしたことはなく、舞台というのは、稽古などいろんなことを共有して作りあげていくので、これから僕の知らない新しい佐藤勝利、北山宏光の部分を発見するのが今から楽しみです」と期待を込めていました。
「ライバル役は欠かせない」抜擢の理由は?
様々な質問に答えた堂本さん。
2人を選出した理由について聞かれると、「北山という名前は、結構前から話には出てはいたんです」とコメント。これに、北山さんは「えー、今日初めて聞く話が多いんですけど」と苦笑いを見せます。
堂本さんが「ライバル役は欠かせない役だと思っていて、どういう子がいるかなっていう話し合いのときに…」と話を続けると、北山さんは「めちゃめちゃ嬉しいんですけど」と喜びが隠せない様子。
堂本さんは「どのタイミングでやろうかっていうのが、それが今巡って来たという感じですね。この2人とやれるのは嬉しいです」と語りました。
「北山さんの名前が以前から上がっていたのはなぜ?」との質問には、「同じ“光”という字が入っているからですかね」と冗談で回答。笑いを誘った堂本さんに、北山さんも「確かに!名前も4文字で一緒ですし!」と乗っかっていました。
また、「世代の違う3人ですが、共通点を感じることはありますか?」と聞かれると、「やっぱりジャニーさんに育てられたことじゃないですか。これから入ってくる子たちは、ジャニーさんの教えをいただけない訳ですから」とジャニーさんの偉大さを語りました。