7月7日放送の『ネプリーグ2時間SP★夏ドラマvs夏映画vsJO1俳優たちの三つ巴決戦』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらいします。
御当地ナンバープレートの写真を見て、該当する都道府県を当てるクイズでは、問題の選択肢に登場した大分県について、地理担当の村瀬哲史先生が解説を加えました。
温泉が湧き出す源泉の数が日本1位、1分間あたりに湧き出すお湯の量も日本1位で、「おんせん県」としても知られている大分県。大分に行けば世界中の温泉に行ったのと同じだと言われるほど、お湯のバリエーションも豊富だといいます。

大分の温泉はお湯の温度も様々なので、村瀬先生によると夏は暑いからと温泉を敬遠しがちな方にもオススメ。例えば、大分県竹田市にある「長湯温泉」は、32℃の低温の炭酸泉が人気なのだそうです。

富山県の「越中八尾おわら風の盆」は何を祈願するお祭り?
お祭りの名前を聞いて、お祭りが開催される都道府県の名前を答える問題では、村瀬先生が富山県の「越中八尾おわら風の盆」を紹介しました。
富山県八尾町で毎年9月1日〜3日に開催される「越中八尾おわら風の盆」。富山県は日本有数のお米の産地でもありますが、稲刈りの際のある災害を防ぐために「おわら風の盆」が行われるようになったと言われています。

その災害とは、「台風」。収穫前の稲が台風などの被害に遭わないようにと、豊作祈願のために踊りが踊られるようになったという説があるといいます。

今年、アメリカの新聞「ニューヨーク・タイムズ」で「2025年に行くべき52ヵ所」のうちの1つとして紹介された、注目の場所なのだそうです。

「浄瑠璃」にちなんだお寺がある場所は?
難読漢字を読み書きする問題では、出題された「浄瑠璃(じょうるり)」の語源と訪れるべきお寺を林修先生が解説しました。
「浄瑠璃」の語源は諸説あるそうですが、おおもとは「清浄なもの」を表現する仏教用語だと言われています。

京都府・木津川市には「浄瑠璃」に基づいた「浄瑠璃寺」というお寺があり、そこでは9体の国宝の木造の阿弥陀如来像を見ることができるのだとか。

ちなみに、このお寺に阿弥陀如来像が9体安置されているのは、極楽往生する際に人間は「上品上生」から「下品下生」の9つの階級に分けられるという考えのもと、それぞれの人が救われるという意味が込められているのだそうです。

『ネプリーグ2時間SP★夏ドラマvs夏映画vsJO1俳優たちの三つ巴決戦』(フジテレビ)2025年7月7日放送より