かつて一世を風靡した『なめこ栽培キット』が再びブームに。一体なぜ注目が高まっているのか、担当者に取材をしました。
再ブームのワケは…「平成レトロブーム」

『なめこ栽培キット』の再ブームについて、担当者は「きっかけとして“平成レトロブーム”の存在があると思います。当時なめこに親しんだ方が懐かしさを感じてアプリを遊んだり、グッズを手にしてくれていると感じます。」と回答。
“平成レトロブーム”といえば、平成に流行したノスタルジーを兼ね備えた文化やアイテムが、懐かしさや新鮮さをもって再評価されるトレンドのこと。
『たまごっち』や『ルーズソックス』、『写ルンです』などが近年になり、再注目されていますが、『なめこ栽培キット』もこの波に乗って今、急激に勢いを増しているんだそう。

2025年1月に11年ぶりにガシャポン商品が発売されると、完売する店舗も出るなど、予想を上回る反響に。さらに…

6月半ばに公式Xで、「え?懐かし…久しぶりにやろうかな( ˊ̱˂˃ˋ̱ )」というコメントともに、ゲームアプリの告知投稿をアップすると、「懐かしすぎてインストールしたw」など、かつてハマっていた人々からの多くの反応があったそう。
担当者:
「Xの広告が多くの方に好意的に受け入れていただき新規ユーザーの獲得につながりました。広告を見た方が『なめこ懐かしい!』とポストしてクチコミが広がり、広告以外からの流入も以前より増加しました。」
そして『元祖 なめこ栽培キット』ユーザー数は、1ヶ月前と比較して約1.7倍に急増。
2025年6月19日から20日にかけて「App Store」のカテゴリーランキングで1位を獲得しました。

担当者は「以前遊んでいたユーザーがカムバックしたことに加え、なめこのキャラクターが好きだった方が新しく始めるケースも増えていると認識しています。昔なめこを収穫してくださった方、なめこグッズを持っていた方にも今の『なめこ栽培キット』を楽しんでもらえたらと思っています!」と明かしてくれました。

今、まさに再ブーム中の『なめこ栽培キット』。
今年7月末にはガシャポンの新商品となる「『なめこ栽培キット』のつまんでつなげてマスコット」(1回300円・全10種類)が登場。

秋にも癒やされること間違いなしの新グッズが発売予定。見かけた方はぜひグッズの方も”収穫”してみてはいかがでしょうか。